Oracle® ILOM 構成および保守用管理者ガイドファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

Oracle ILOM 構成を出荷時デフォルトにリセットする

システム管理者は、SP または CMM の現在の Oracle ILOM 構成設定を元の出荷時デフォルト設定に復元できます。

デフォルトへのリセット操作に設定できる値については、次の表を参照してください。

リセットプロパティー値
説明
All
サービスプロセッサの次回のリセット時に Oracle ILOM 構成データのすべてをデフォルト設定にリセットするには、「All」オプションを設定します。この操作では、ログファイルのエントリは消去されません。
Factory
サービスプロセッサの次回のリセット時に Oracle ILOM 構成データのすべてをデフォルト設定にリセットし、すべてのログファイルを消去するには、「Factory」オプションを設定します。
None (デフォルト)
現在の構成を使用しながら通常の動作を行うには、「None」オプションを設定します。また、サービスプロセッサの次回のリセット前に保留中のデフォルトへのリセット操作 (「All」または「Factory」) を取り消す場合にも、「None」オプションを使用します。
  • サーバー SP または CMM に対してデフォルトへのリセット操作を実行するには、次に示すいずれかの Oracle ILOM ユーザーインタフェースの手順を実行します。
    Oracle ILOM インタフェース
    SP または CMM のデフォルトへのリセット操作
    Web
    1. 「ILOM Administration」 > 「Configuration Management」 > 「Reset Defaults」の順にクリックします。

    2. 「Reset Defaults」リストボックスをクリックして、次のいずれかの値を指定します: 「None」、「All」、または「Factory」。

    3. 「Reset Defaults」ボタンをクリックします。

    CLI
    次のいずれかを実行します:
    • サーバー SP:

      次を入力します: set /SP reset_to_defaults=all|none|factory

    • CMM:

      次を入力します。set /CMM reset_to_defaults=all|none|factory

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