Oracle ILOM ファームウェアリリース 3.2.4 以降、Oracle ILOM の CLI および Web インタフェースには、Federal Information Processing Standards (FIPS) レベル 1 に準拠するための構成可能モードが用意されています。このモードを有効にすると、Oracle ILOM ではシステムの機密データや重要データを保護するために、FIPS 140-2 のセキュリティー標準に準拠する暗号化アルゴリズムが提供されます。
Oracle ILOM では、FIPS モードの「State」および「Status」プロパティーがデフォルトで無効になっています。これらのプロパティーの詳細、および FIPS モード機能によってほかの Oracle ILOM 機能が受ける可能性のある影響について理解するには、次を参照してください。