Oracle® ILOM 構成および保守用管理者ガイドファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

消費電力警告通知の設定

Oracle ILOM には、消費電力警告通知に対する構成プロパティーがあります。構成プロパティーを有効にすると、システムの電力が設定されているしきい値を超えた場合に、構成されている電子メール受信者が警告通知を受信します。

消費電力のしきい値および電子メール警告通知は、Oracle ILOM の CLI または Web インタフェースから構成できます。

電子メール警告通知の構成の詳細は、Configuring Alert Notificationsを参照してください。

電力通知しきい値に対する構成プロパティーの詳細は、次の表を参照してください。

表 86  消費電力通知しきい値の構成プロパティー
ユーザーインタフェースの構成可能ターゲットおよびユーザーの役割
  • SP CLI: /SP|CMM /powermgmt

  • Web: 「Power Management」 > 「Consumption」 > 「Notification Threshold 1 | 2」

  • Admin (a) の役割 (しきい値プロパティーの変更に必要)。

要件:
  • Web インタフェースでしきい値プロパティーの変更を適用するには、「Save」をクリックする必要があります。

  • 電子メール警告通知プロパティーは Oracle ILOM で構成する必要があります。

プロパティー
デフォルト値
説明
Notification Threshold 1 および 2
(threshold1=n |threshold2=n)
Disabled
Disabled| Enabled
  • Disabled – 無効の場合、「Notification Threshold」プロパティーの状態およびワット数プロパティー値 (0) は無効になります。

  • Enabled - 有効の場合、「Notification Threshold」プロパティーの状態およびユーザー指定のワット数プロパティー値を構成できます。

    ワット数のしきい値は 1 - 65535 の間で指定してください。

    システムの電力が設定されたしきい値を超えると Oracle ILOM が警告イベントを生成します。電子メール警告の受信者が構成されている場合は、Oracle ILOM は構成されている受信者への消費電力の電子メール警告も生成します。

消費電力通知しきい値の CLI 構文
set /SP/CMM/powermgmt threshold1=<0 to 65535> threshold2=<0 to 65535>
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