Oracle® ILOM 構成および保守用管理者ガイドファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

ホスト出力の背面 VGA ポートへのリダイレクト


注 - ホスト出力を背面 VGA ポートにリダイレクトするためのポリシーは、すべての Oracle サーバーで使用できるわけではありません。また、Oracle サーバー上のフロントおよび背面 VGA ポートを同時に使用することはできません。

一部の Oracle サーバーの Oracle ILOM には、ホスト出力をサーバーの背面パネル上の VGA ポートにリダイレクトするために使用できるポリシーが用意されています。デフォルトでは、このポリシーは無効になっており、Oracle ILOM CLI からのみ構成できます。Oracle ILOM CLI でのこのポリシーの設定の詳細は、次の表を参照してください。

表 81  ホスト出力をリダイレクトするための VGA リアポートプロパティー
ユーザーインタフェースの構成可能なターゲットとユーザーの役割:
  • SP CLI: SP/policy

  • ユーザーロール: Admin (a) ロール (VGA リアポートポリシープロパティーを変更するために必要)。

注:
  • VGA リアポートポリシーは、すべての Oracle サーバーで使用できるわけではありません。

プロパティー
デフォルト値
説明
VGA_REAR_PORT=
disabled
disabled |enabled
  • disabled – 無効にすると、ホスト出力はサーバーのリアパネル上の VGA ポートにリダイレクトされません。

  • enabled – 有効にすると、ホスト出力はサーバーのリアパネル上の VGA ポートにリダイレクトされます。

VGA 背面ポートの CLI 構文:
set /SP/policy VGA_REAR_PORT=disabled|enabled

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