Oracle® ILOM 構成および保守用管理者ガイドファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

ローカルユーザーアカウントの構成

システム管理者は、Oracle ILOM で最大 10 個のローカルユーザーアカウントを作成および管理できます。ローカルユーザーアカウントを作成および管理するために Oracle ILOM で構成できるプロパティーについては、次の表を参照してください。

  • 表 15 ユーザーアカウントの作成とユーザー役割の割り当て

  • 表 16 ユーザーアカウントの表示、変更、または削除

表 15  ユーザーアカウントの作成とユーザー役割の割り当て
ユーザーインタフェースの構成可能なターゲット:
  • CLI: /SP|CMM/users/

  • Web: 「ILOM Administration」 > 「User Management」 > 「User Accounts」

  • ユーザーの役割: User Management (u) (すべてのプロパティーの変更で必要)

プロパティー
説明
「Users」 > 「Add」
(user_name password= role = )
user_name |Password=|Role=administrator |operator|advanced (a|u|c|r|o|s)
「Add User」プロパティーにユーザー名とパスワードを設定して、パスワードを確認し、ユーザーの役割を割り当てます。
ユーザー名は、4 - 16 文字で英字から始まる必要があり、スペースは使用できません。パスワードは、8 - 16 文字である必要があり、大文字と小文字が区別されます。コロンとスペース以外の文字を使用します。
CLI でユーザーを作成する場合の構文:
create /SP|CMM/users/user_name_for_account password= password_for_account role=administrator|operator|a|u|c|r|o|s
構文例:
create /SP/users user5 password=administrator role=aucr
- CLI を使用してユーザーアカウントを追加する場合、役割やパスワードのプロパティー値を指定する必要はありません。役割はデフォルトで Read Only (o) に設定され、CLI はパスワードの入力と確認を要求します。
Save
Web インタフェース – 「Add User」ダイアログ内のプロパティーへの変更を適用するには、「Save」をクリックする必要があります。
表 16   ユーザーアカウントの表示、変更、または削除
ユーザーインタフェースの構成可能なターゲット:
  • CLI: /SP|CMM/users/

  • Web: 「ILOM Administration」 > 「User Management」 > 「User Accounts」

  • ユーザーの役割: User Management (u) (すべてのプロパティーの変更で必要)

プロパティー
説明
Users
(/users)
Oracle ILOM に構成されているローカルユーザーアカウントを表示します。
「View Users」の CLI 構文:
show /SP|CMM/users Example syntax:
show /SP/users
「Users」 > 「Edit」
(/user_name password= role=)
Password=user_configurable|role=administrator |operator|advanced (a|u|c|r|o|s)
パスワードおよびユーザー役割の該当する「User」プロパティーを編集します。パスワードは、8 - 16 文字である必要があり、大文字と小文字が区別されます。コロンとスペース以外の文字を使用します。事前構成された root ユーザーのユーザー役割は変更できません。
Web インタフェース – 「Save」をクリックして、「Edit User」ダイアログで行なった変更を適用します。
CLI でユーザーアカウントを編集する場合の構文:
set /SP|CMM/users user_name password=assign_new_password role=administrator|operator|a|u|c|r|o|s
構文の例: set /SP/users user5 password=administrator role=auco
「Users」 > 「Delete」
(/user_name)
削除するユーザーアカウントの名前を指定します。プロンプトが表示されたら、操作を確認します。
「Delete User Account」の CLI 構文:
delete /SP|CMM/users/user_name
構文の例:
delete /SP/users/user5

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