ローカルユーザーアカウントの構成
システム管理者は、Oracle ILOM で最大 10 個のローカルユーザーアカウントを作成および管理できます。ローカルユーザーアカウントを作成および管理するために Oracle ILOM で構成できるプロパティーについては、次の表を参照してください。
表 15 ユーザーアカウントの作成とユーザー役割の割り当て
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「Users」 > 「Add」
(user_name password= role = ) |
user_name |Password=|Role=administrator |operator|advanced (a|u|c|r|o|s)
「Add User」プロパティーにユーザー名とパスワードを設定して、パスワードを確認し、ユーザーの役割を割り当てます。
ユーザー名は、4 - 16 文字で英字から始まる必要があり、スペースは使用できません。パスワードは、8 - 16 文字である必要があり、大文字と小文字が区別されます。コロンとスペース以外の文字を使用します。
CLI でユーザーを作成する場合の構文:
create /SP|CMM/users/user_name_for_account password= password_for_account role=administrator|operator|a|u|c|r|o|s
構文例:
create /SP/users user5 password=administrator role=aucr
注 - CLI を使用してユーザーアカウントを追加する場合、役割やパスワードのプロパティー値を指定する必要はありません。役割はデフォルトで Read Only (o) に設定され、CLI はパスワードの入力と確認を要求します。 |
Save |
Web インタフェース – 「Add User」ダイアログ内のプロパティーへの変更を適用するには、「Save」をクリックする必要があります。 |
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表 16 ユーザーアカウントの表示、変更、または削除
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Users
(/users) |
Oracle ILOM に構成されているローカルユーザーアカウントを表示します。
「View Users」の CLI 構文:
show /SP|CMM/users Example syntax:
show /SP/users |
「Users」 > 「Edit」
(/user_name password= role=) |
Password=user_configurable|role=administrator |operator|advanced (a|u|c|r|o|s)
パスワードおよびユーザー役割の該当する「User」プロパティーを編集します。パスワードは、8 - 16 文字である必要があり、大文字と小文字が区別されます。コロンとスペース以外の文字を使用します。事前構成された root ユーザーのユーザー役割は変更できません。
Web インタフェース – 「Save」をクリックして、「Edit User」ダイアログで行なった変更を適用します。
CLI でユーザーアカウントを編集する場合の構文:
set /SP|CMM/users user_name password=assign_new_password role=administrator|operator|a|u|c|r|o|s
構文の例: set /SP/users user5 password=administrator role=auco |
「Users」 > 「Delete」
(/user_name) |
削除するユーザーアカウントの名前を指定します。プロンプトが表示されたら、操作を確認します。
「Delete User Account」の CLI 構文:
delete /SP|CMM/users/user_name
構文の例:
delete /SP/users/user5 |
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