始める前に
Oracle ILOM 構成ファイルのブートデバイスセクション内のデータは読み取り専用であり、BIOS 非揮発性データストアに復元されるパラメータには影響を与えません。
BIOS 構成の復元操作は通常、完了するまでに 2 - 3 分かかります。
Oracle ILOM BIOS 構成ファイル内のパラメータを BIOS 非揮発性データストアに復元するには、この手順に従います。
Web インタフェースで、「System Management」 > 「BIOS」の順にクリックし、復元オプションを選択し、転送方法オプションを選択し、その転送方法の必須パラメータを指定して「Start Restore」をクリックします。
CLI で、次を入力します:
set load_uri=restore_option/transfer_method://username:password@ipaddress_ or_hostname/directorypath/filename
ここでは:
restore option には、all、config-only、bootlist-only のいずれかを入力します。
transfer_method には、tftp、ftp、sftp、scp、http、https のいずれかを入力します。
username には、選択した転送方法のサーバーのユーザーアカウント名を入力します。ユーザー名は scp、sftp、および ftp に必要です。ユーザー名は tftp には不要で、http および https では省略可能です。
password には、選択した転送方法のサーバーのユーザーアカウントパスワードを入力します。パスワードは scp、sftp、および ftp に必要です。パスワードは tftp には使用されず、http と https では省略可能です。
ipaddress_or_hostname には、選択した転送方法のサーバーの IP アドレスまたはホスト名を入力します。
directorypath には、転送方法のサーバー上の Oracle ILOM 構成ファイルの格納場所 (/System/BIOS/Config) を入力します。
filename には、Oracle ILOM 構成ファイルに割り当てられた名前を入力します (例: foo.xml)。
Oracle ILOM は、Oracle ILOM BIOS 構成ファイルの BIOS 構成パラメータを BIOS 非揮発性データストアにエクスポートし、「Restore Status」の状態を更新します。
「Restore Status」状態の説明の一覧については、Web and CLI: BIOS Propertiesを参照してください。