リモート KVMS セッション切断時のホストのデスクトップのロック

始める前に

• 「Custom」ロックモード構成の場合は、Oracle ILOM で「Custom」ロックモードオプションを設定する前に、ホストサーバーのオペレーティングシステム上でカスタムキーシーケンスを定義する必要があります。

• Oracle ILOM でホストロックプロパティーを変更するには、Console (c) の役割が必要です。

1. 次を実行して、Oracle ILOM でホストロックモードプロパティーの値を設定します。
   • Web -「Remote Control」 > 「KVMS」の順にクリックします。「KVMS Settings」ページで、「Lock Mode」リストボックスをクリックして、「Windows」、「Custom」、「Disable」のいずれかの値を選択します。
   • CLI - 次を入力します。

     set /SP/services/kvms lockmode=windows|custom|disabled

     ロックモードプロパティーを「Custom」に設定した場合は、手順 2 に進みます。ロックモードプロパティーを「Custom」に設定せず、かつ Web インタフェースを使用している場合は、手順 3 に進みます。それ以外の場合、手順はここで終了です。

2. 手順 1 でロックモードプロパティーを「Custom」に設定した場合は、次の手順を実行して、カスタムロック修飾子とカスタムロックキーを指定します。
   • Web – 「KVMS Settings」ページで、次を実行します。
     1. 「Custom Lock Modifiers」リストボックスをクリックし、ホストサーバー OS に定義されたカスタムキーシーケンスを選択します。
     2. 「Custom Lock Key」リストボックスをクリックし、カスタムロックキーを選択します。
   • CLI - 次を入力します。
     1. set /SP/services/kvms lockmodifiers=value
     2. set /SP/services/kvms custom_lock_key=value

   カスタムロック修飾子に指定できる値: l_alt、r_alt、l_shift、r_shift、l_ctrl、r_ctrl、l_gui、r_gui

   最大 4 個のカスタムロック修飾子値を指定できます。それぞれの修飾子をコンマで区切ることができます。

   カスタムロックキーに指定できる値: esc、end、tab、ins、del、home、enter、space、break、backspace、pg_up、pg_down、scrl_lck、sys_rq、 num_plus、num_minus、f1、f2、f3、f4、f5、f6、f7、f8、f9、f10、f11、f12、a-z、0-9、!、@、#、$、%、^、 &、*、(、)、-、_、=、+、?、|、~、[、{、]、}、;、:、<、.、>、/

   この手順のあとに示す「ホストロック構成の例」を参照してください。

3. 「KVMS Setting」ページで行なったプロパティー変更を適用するには、「Save」をクリックします。

ホストロック構成の例:

ホストサーバーオペレーティングシステムで Shift + Ctrl + Backspace がカスタムロックキーシーケンスとして定義された場合、次の KVMS ロックプロパティーが Oracle ILOM SP 内で設定されます。