新しいファームウェアリリースに更新するときに、「Preserve Configuration」オプションが有効になっていると、既存の Oracle ILOM 構成が保存され、ファームウェア更新の完了後にユーザー定義の構成設定が復元されます。ただし、「Preserve Configuration」オプションが有効になっていない場合は、ファームウェア更新プロセスの完了時に Oracle ILOM 構成設定 (ネットワーク設定を含む) が出荷時のデフォルト値にリセットされます。
以前のファームウェアリリースに更新する場合、Oracle ILOM がそのリリース用に保持されている構成を検出すると、「Preserve Configuration」オプションが有効であれば、更新プロセスの完了後に以前のリリースの構成に戻ります。
一般に、システムのファームウェアは以前のリリースに更新しないでください。ただし、システム上で以前のバージョンのファームウェアを実行する必要があると判断される場合は、ダウンロード可能な以前の任意のファームウェアリリースにファームウェアを更新できます。