Oracle® ILOM 構成および保守用管理者ガイドファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

手動による ASR コンポーネントの有効化と無効化

始める前に

  • 要求された状態用の Oracle ILOM プロパティーは、ASR 対応のコンポーネントを装備する Oracle サーバーのみで使用できます。

  • 要求された状態用の Oracle ILOM プロパティーを変更するには、Admin (a) の役割権限が有効になっている必要があります。

  • Oracle ILOM CLI と Web インタフェースの両方が、ASR コンポーネントの要求された状態を表示または変更するためのプロパティーをサポートしています。

  1. ASR コンポーネントの要求された状態を表示するには、任意の Oracle ILOM インタフェースで次の手順を実行します。
    Oracle ILOM インタフェース
    ASR コンポーネントの要求された状態を表示します。
    Web

    1. Oracle ILOM Web インタフェース内で、ASR コンポーネントに移動します。

      たとえば、ASR 対応プロセッサを搭載した Oracle サーバーの場合、「System Information」 > 「Processors」の順にクリックします。

    2. コンポーネントページで、そのコンポーネントの表に表示されている要求された状態列を参照します。

    CLI

    • show コマンドを使用して、ASR コンポーネントの要求された状態を表示します。

      たとえば、CPU の要求された状態を表示するには、次のように入力できます。

      show /System/Processors/CPUs/CPU_1

      CPU_1 の requested_state が表示されます。
  2. ASR コンポーネントの要求された状態を無効または有効にするには、任意の Oracle ILOM インタフェースで次の手順を実行します。
    Oracle ILOM インタフェース
    ASR コンポーネントのコンポーネント状態を無効または有効にします。
    Web

    1. Oracle ILOM Web インタフェース内で、ASR コンポーネントに移動します。

      たとえば、ASR 対応プロセッサを搭載した Oracle サーバーの場合、「System Information」 > 「Processors」の順にクリックします。

    2. コンポーネントページで、表からコンポーネントを選択して、「Actions」リストボックス内の「Delete」または「Enable」をクリックします。

      確認メッセージが表示されるので、「OK」をクリックして続行するか、「Cancel」をクリックして操作を取り消します。

      ホストの電源切断中に要求された状態を変更した場合、次回の電源投入時に変更が有効になります。

      ホストの電源切断中に要求された状態を変更した場合、次回の電源再投入時に変更が有効になります。
    CLI

    • set コマンドを使用して、ASR コンポーネントの要求された状態を変更します。

      たとえば、CPU_1 などの ASR プロセッサの要求された状態を変更するには、次のように入力できます。

      set /System/Processors/CPUs/CPU_1 requested_state=disabled|enabled

      確認メッセージが表示されるので、「Y」をクリックして続行するか、「N」をクリックして操作を取り消します。

      ホストの電源切断中に要求された状態を変更した場合、次回の電源投入時に変更が有効になります。

      ホストの電源切断中に要求された状態を変更した場合、次回の電源再投入時に変更が有効になります。

関連情報:

  • 使用している Oracle サーバーに固有と思われる ASR 機能の詳細は、そのサーバーに付属の管理ガイドを参照してください。

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