Oracle® ILOM 構成および保守用管理者ガイドファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

ストレージリダイレクション用のデフォルトのネットワークポート 2121 のオプションでの変更

ストレージリダイレクション用に Oracle ILOM によって使用されるデフォルトのネットワークポート 2121 をオプションで変更するには、次の手順を実行します。

始める前に

  • 次の手順には、Jnlpgenerator-cli ファイルへのアクセスが必要です。


    注 - 以前にストレージリダイレクションサービス用の Jnlpgenerator-cli ファイルを Web インタフェースから実行するように構成し、以前に「Opening Jnlpgenerator-cli file」ダイアログボックスを表示しないように構成した場合は、次の手順を使用してデフォルトのストレージリダイレクションネットワークポートを変更できません。
  • Oracle ILOM Web インタフェースからストレージリダイレクションサービスを実行するには、Console (c) の役割が必要です。

  • デフォルトのストレージリダイレクションポート番号を変更すると、Oracle ILOM ストレージリダイレクションのユーザーは、コマンドウィンドウまたは端末からストレージリダイレクションの開始、停止、または表示を行うときに必ずデフォルト以外のポート番号を指定する必要があります。

デフォルトのストレージリダイレクションネットワークポート 2121 を変更するには、これらの手順に従います。

  1. Jnlpgenerator-cli ファイルにアクセスするため、次のいずれかを実行します。
    • ストレージリダイレクションサービスの Jnlpgenerator-cli ファイルがインストールされている場合:

      テキストエディタを使用して、ローカルに格納されている Jnlpgenerator-cli ファイルを開きます。

    • ストレージリダイレクションサービスの Jnlpgenerator-cli ファイルを Web インタフェースから実行するように設定している場合:
      1. Oracle ILOM Web インタフェースで、「Remote Control」 > 「Redirection」 > 「Launch Service」の順にクリックします。

        「Opening Jnlpgenerator-cli file」ダイアログボックスが表示されます。

      2. 「Opening Jnlpgenerator-cli」ダイアログで、「Save to disk」をクリックし、「OK」をクリックします。
      3. 「Save As」ダイアログで、ファイルを格納する場所を指定して「OK」をクリックします。
      4. テキストエディタを使用して、ローカルクライアントシステム上に格納されている Jnlpgenerator-cli ファイルを開きます。
  2. Jnlpgenerator-cli ファイル内で参照されるポート番号引数を変更し、変更をファイルに保存します。

    ファイルの例:

    <application-desc>
    <argument>cli</argument>
    <argument>2121</argument>
    </application-desc>
    

    デフォルトのネットワークポート 2121 を変更し、その変更をローカルに格納されている Jnlpgenerator-cli ファイルに保存したあと、コマンドウィンドウまたは端末からストレージリダイレクションを起動、停止、または表示する場合は、常にデフォルト以外のポート番号を指定する必要があります。