Oracle ILOM のホストストレージデバイス機能は、Oracle ILOM リモートシステムコンソールプラスがサポートされているシステムでのみ使用可能です。
任意の Oracle ILOM KVMS ユーザーインタフェースから一度にリダイレクトできるストレージイメージは 1 つだけです。たとえば、別の KVMS ストレージのリダイレクトの進行中に、ストレージイメージファイルをリダイレクトしようとすると、そのあとのストレージリダイレクトの試行が失敗し、エラーメッセージが表示されます。
「Host Storage Device Miniroot」モードは、SPARC M7 および T7 シリーズ以降のサーバー用のファームウェアリリース 3.2.5.5 として Oracle ILOM で使用可能です。
Oracle ILOM リリース 3.2.4 よりも前では、ホストストレージデバイス機能はリモートデバイス機能と呼ばれていました (「Remote Device」->「Remote Control」をクリックして、Web インタフェースからアクセスできます)。
複数のホスト (ドメイン) を使用した SPARC サーバー構成の場合は、次の「ホストストレージデバイスのプロパティー」表に示した SP CLI ターゲットの前に /Servers/PDomains/PDomain_n を付ける必要があります。Web インタフェースで、「Domain#」>「Remote Control」>「Host Storage Device」の順に移動します。