Oracle® ILOM 構成および保守用管理者ガイドファームウェア Release 3.2.x

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更新: 2015 年 10 月
 
 

ホスト DCU 割り当てと DCU-SPP のフェイルオーバー動作

SPARC サーバー (M シリーズサーバーなど) では、Oracle ILOM を使用してホスト DCU 割り当てを識別したり、論理 DCU 構成の全般的な健全性を確認したりできます。さらに、冗長サービスプロセッサモジュール (SPM) を備えた DCU サービスプロセッサプロキシ (SPP) 構成をサポートする SPARC サーバー (M7-16 サーバーなど) の場合は、Oracle ILOM を使用して、DCU システムアクティビティーを管理するためにアクティブに割り当てられた SPM を特定できます。SPP または SPM の障害のために DCU の管理アクセスが失われた場合は、Oracle ILOM を使用して、制御している SPM の役割を変更できます。


注 -  SPP は、いつでも交換できるホット保守可能なコンポーネントです。SPM は、保守可能なコンポーネントではありません。SPM 冗長性を備えたサーバーでの DCU-SPP のフェイルオーバーを容易にするために、DCU-SPP 構成ごとに 2 つの SPM (SPM0 と SPM1) が提供されます。

DCU 割り当ての表示または DCU-SPP のフェイルオーバーの管理の詳細は、次のセクション View DCU Assignments and Manage Failover for DCU-SPPを参照してください。