ユーザーアカウントを管理するシステム管理者は、このリリースで次のセキュリティー機能が変更されていることに注意してください。
拡張された特定の特権をファイルオブジェクト、ポート番号、およびユーザー ID に適用できます。これらの拡張された特権は、基本セットを除き、ほかに利用可能な特権のセットを置き換えます。
ユーザーの特権の拡張については、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 のユーザーまたは役割の特権の拡張を参照してください。
手順については、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の第 4 章アプリケーション、スクリプト、およびリソースへの権利の割り当てを参照してください。また、 ppriv (1) または privileges (5) のマニュアルページも参照してください。
auth_profiles 権利を設定できるため、ユーザーは、権利プロファイルを通じて割り当てられているコマンドを実行する前に、パスワードを指定する必要があります。パスワードは、構成可能な期間有効です。
policy.conf ファイルセットの AUTH_PROFS_GRANTED キーワードは、システムのすべてのユーザーで特権コマンドを実行するためのパスワード要件を設定します。
詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 のユーザーの権利の拡張を参照してください。また、 useradd (1M) および usermod (1M) のマニュアルページも参照してください。