Oracle® Solaris 11.2 のユーザーアカウントとユーザー環境の管理

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更新: 2014 年 9 月
 
 

ユーザーアカウントの変更方法

usermod コマンドは、ユーザーのログインの定義を変更し、ユーザーの適切なログイン関連ファイルシステムの変更を行うために使用します。

  1. root 役割またはユーザーマネージャー権利プロファイルを持つ役割になります。

    Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

  2. 必要に応じて、ユーザーアカウントを変更します。

    usermod コマンドで指定できる引数とオプションの詳細は、usermod(1M) のマニュアルページを参照してください。

    たとえば、ユーザーに役割を追加するには、次のように入力します。

    # usermod -R role username
使用例 2-1  ユーザーのアカウントの変更によるユーザーごとの PAM ポリシーの設定

次の例に、PAM ポリシーを設定するためにユーザーを変更する方法を示します。この特定の変更では、ユーザー jdoe が、すべての PAM サービスについて、Kerberos V5 プロトコルによってのみ認証されることを指定します。詳細は、pam_user_policy(5) のマニュアルページを参照してください。

# usermod -K pam_policy=krb5_only jdoe

関連項目

詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の役割の作成を参照してください。