この Oracle Solaris リリースでは、次のシェル機能および動作をサポートしています。
Oracle Solaris リリースのインストール時に作成されるユーザーアカウントには、デフォルトで GNU Bourne-Again Shell (bash) が割り当てられます。
標準のシステムシェルである bin/sh は現在、Korn Shell 93 (ksh93) です。
デフォルトの対話型シェルは Bourne-again (bash) シェル (/usr/bin/bash) です。
bash シェルと ksh93 シェルはどちらもコマンド行編集機能を備えており、コマンドを実行する前にコマンドを編集できます。
デフォルトのシェルおよびパス情報を複数の方法で表示できます。
echo $SHELL コマンドおよび which コマンドを使用します。
$ grep root /etc/passwd root:x:0:0:Super-User:/root:/usr/bin/bash $ echo $SHELL /usr/bin/bash $ which ksh93 /usr/bin/ksh93
pargs コマンドを使用します。
~$ pargs -l $$ /usr/bin/i86/ksh93
ksh93 シェルには、.sh.version という組み込みの変数もあり、次のようにして表示できます。
~$ echo ${.sh.version} Version jM 93u 2011-02-08
別のシェルに変更するには、使用するシェルのパスを入力します。
シェルを終了するには、exit と入力します。
次の表は、Oracle Solaris でサポートされているシェルオプションの説明です。
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Oracle Solaris OS に含まれるシェルで使用する、UNIX® のデフォルトのシステムプロンプトとスーパーユーザープロンプトを次に示します。コマンド例に示されるデフォルトのシステムプロンプトは、Oracle Solaris のリリースによって異なります。
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