背面のケーブル接続およびポート
次の図に、Oracle Server X5-2L の背面のケーブルコネクタとポートの位置、およびそれらに接続する主なケーブルとデバイスを示します。
図 27 背面パネルのケーブル接続のリファレンス
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1 |
電源装置 0 の入力電源
電源装置 1 の入力電源 |
サーバーには、各電源装置に 1 つずつ、計 2 つの電源装置コネクタがあります。
サーバーにデータケーブルを接続し終わるまでは、電源ケーブルを電源装置に接続しないでください。サーバーがスタンバイ電源モードになり、AC 電源ケーブルを電源に接続すると、Oracle ILOM サービスプロセッサが初期化されます。サーバーが端末、PC、またはワークステーションに接続されていないと、60 秒後にシステムメッセージが失われる場合があります。
Note - 設置済み電源装置の中に AC 電源に接続されていないものがあると冗長性が失われる可能性があるため、Oracle ILOM は障害を示すシグナルを送信します。 |
2 |
ネットワーク管理ポート (NET MGT) |
サービスプロセッサの NET MGT ポートは、Oracle ILOM サービスプロセッサへのオプションの接続です。NET MGT ポートは、デフォルトでは、動的ホスト構成プロトコル (DHCP) を使用するように構成されています。サービスプロセッサの NET MGT ポートでは、10/100/1000BASE-T 接続用に RJ-45 ケーブルを使用します。 |
3 |
シリアル管理ポート (SER MGT) |
サービスプロセッサの SER MGT ポートは、RJ-45 ケーブルを使用しており、Oracle ILOM サービスプロセッサへのデフォルトの接続です。このポートはサーバーへのローカル接続を行い、Oracle ILOM コマンド行インタフェース (CLI) コマンドのみを認識します。端末または端末エミュレータは通常、このポートに接続します。
Note - このポートは、ネットワークへの接続をサポートしていません。 |
4 |
Ethernet ポート (NET 3、NET 2、NET 1、NET 0) |
4 つの 10 ギガビット Ethernet ポートにより、システムをネットワークに接続できます。詳細は、 Ethernet ポートを参照してください。
Note - シングルプロセッサシステムでは、Ethernet ポート NET2 および NET3 は機能しません。 |
5、6 |
USB ポート (USB 0、USB 1) |
2 つの USB ポートはホットプラグ対応です。サーバーの実行中に、システムの動作に影響を与えることなく、USB ケーブルや周辺デバイスを接続したり切り離したりできます。 |
7 |
ビデオポート (VGA) |
15 ピンのビデオケーブルを使用すると VGA ビデオデバイスをサーバーに接続できます。オプションで、オペレーティングシステムのインストール時に VGA ポートに接続することもできます。 |
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