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Oracle ILOM コマンド行インタフェース (CLI) にログインします。
手順については、次のいずれかの手順を参照してください。
Note -
Ethernet 接続を使用して Oracle ILOM にログインした場合、ネットワーク設定を変更すると接続が切断されるので、この新しい設定を使用してログインし直す必要があります。
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/SP/network/ipv6 ターゲットに移動します。
-> cd /SP/network/ipv6
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show コマンドを入力して、デバイスで構成されている IPv6 ネットワーク設定を表示します。
-> show
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サービスプロセッサ (SP) に対する IPv6 アドレスの自動構成を有効にするには、次のコマンドを発行します。
-> set state=enabled autoconfig=autoconfig_option
ここで、autoconfig_option は次のいずれかです。
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stateless (デフォルト設定) – Oracle ILOM は動的 IPv6 アドレスのプレフィックスを IPv6 ルーターから自動的に学習します。
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dhcpv6_stateless – Oracle ILOM はサーバー SP の DNS 情報を DHCPv6 ネットワークサーバーから自動的に学習します。
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dhcpv6_stateful – Oracle ILOM はサーバー SP の動的 IPv6 アドレスおよび DNS 情報を DHCPv6 ネットワークサーバーから自動的に学習します。
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disabled – 自動構成は無効です。
IPv6 の自動構成オプションは、設定すると即時に有効になります。/network ターゲットでこれらの変更を確定する必要はありません。
Note -
dhcpv6_stateless オプションまたは dhcpv6_stateful オプションが有効になっている場合、それと同時に stateless 自動構成オプションを有効にすることができます。ただし、dhcpv6_stateless 自動構成オプションと dhcpv6_stateful 自動構成オプションを同時に有効にしないでください。
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SP の静的 IPv6 アドレスを構成するには、次のコマンドを発行します。
-> set state=enabled pendingstaticipaddress=IPv6_address/subnet_mask_length_in_bits
-> set /SP/network commitpending=true
Note -
デバイスに新しい静的 IP アドレスを割り当てると、デバイスとのアクティブな Oracle ILOM セッションがすべて終了します。Oracle ILOM にログインし直すには、新しく割り当てられた IP アドレスを使用して、新しいセッションを作成する必要があります。