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Oracle® Server X5-2L 設置ガイド

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更新: 2014 年 10 月
 
 

インストール済みの Oracle Solaris 11.2 SRU4 オペレーティングシステムを構成する

構成ワークシートが完成したら、次の手順に従って、インストール済みの Oracle Solaris 11.2 SRU4 オペレーティングシステムを構成します。

  1. Oracle ILOM にログインしていない場合、ローカルでシリアル接続からログインするか、またはリモートで Ethernet 接続からログインします。

    Oracle ILOM への接続 を参照してください。

  2. 次の方法で、サーバーの電源を入れるか、サーバーをリセットします。
    • サーバーの電源を入れるには、次のいずれかの方法を使用します。

      • Oracle ILOM Web インタフェースで、「Host Management」->「Power Control」を選択し、「Select Action」リストボックスで「Power On」をクリックします。「Save」、「OK」の順にクリックします。

      • Oracle ILOM CLI で、プロンプトに次のコマンドを入力します。

        -> start /System

        プロンプトが表示されたら、「y」と入力して確定します。

        Are you sure you want to start /System (y/n)? y

        Starting /System

    • サーバーをリセットするには、次のいずれかの方法を使用します。

      • Oracle ILOM Web インタフェースで、「Host Management」->「Power Control」を選択し、「Select Action」リストボックスで「Reset」をクリックします。「Save」、「OK」の順にクリックします。

      • Oracle ILOM CLI で、プロンプトに次のコマンドを入力します。

        -> reset /System

        プロンプトが表示されたら、「y」と入力して確定します。

        Are you sure you want to reset /System (y/n)? y

        Serial console started.

    サーバーがブートプロセスを開始します。

  3. 次のいずれかの方法を使用してリモートホストコンソールを起動します。
    • Oracle ILOM Web インタフェースから「Remote Control」->「Redirection」を選択し、「Launch Remote Console」ボタンをクリックしてビデオコンソールリダイレクションを起動します。

    • Oracle ILOM CLI で、次を入力します。

      -> start /HOST/console

      プロンプトが表示されたら、「y」と入力して確定します。

    Are you sure you want to start /HOST/console (y/n)? y

    Serial console started.

    サーバーがブートし、GRUB メニューが表示されます。

    GNU GRUB Version 1.99 ,5.11.0.175.2.3.0.0.0
     
    Oracle Solaris 11.2 SRU4 - Serial Port ttya
    Oracle Solaris 11.2 SRU4 - Graphics Adapter
    

    Note - デフォルトでは、システムは出力をシリアルポートに表示します。「GRUB」メニューでオプションを選択しない場合は、5 秒後に「GRUB」メニューが使用できなくなり、システムはシリアルポートに出力を送信して続行します。
  4. 「GRUB」メニューで、上下の矢印キーを使用して表示オプションを選択してから、Enter を押します。

    表示の出力先を引き続きシリアルにするのか、ビデオポートに接続されたデバイスに切り替えるのかを選択できます。

    • Oracle ILOM CLI (またはシリアルポート接続) を使用している場合は、シリアルポートオプションを選択します。

      Oracle Solaris 11.2 SRU4 - Serial Port ttya

    • Oracle ILOM リモートコンソールプラス (または直接ビデオ接続) を使用している場合は、ビデオポートオプションを選択します。

      Oracle Solaris 11.2 SRU4 - Graphics Adapter


      Note -  表示をビデオポートに出力することを選択した場合、デバイスをサーバーの VGA コネクタに接続し、入力デバイス (USB キーボードまたはマウス) に接続してから、そのデバイスから構成を完了する必要があります。デバイスをサーバーに接続する方法については、サーバーの配線を参照してください。リモート KVM のように機能する Oracle ILOM リモートコンソールプラス機能を使用することもできます。
  5. Oracle Solaris 11.2 SRU4 の構成が開始したら、画面のプロンプトに従ってオペレーティングシステムを構成します。

    事前に収集した組織とネットワーク環境に関する情報を使用します。

    表示される画面は、ネットワーク情報をサーバーに割り当てるために選択した方法 (DHCP または静的 IP アドレス) によって異なります。

  6. システムの root パスワード (必須) とユーザーアカウントの情報を入力して、構成手順は終了です。

    Note -  セキュリティーを高めるには、スタンドアロンのユーザーアカウントを作成します。
  7. Oracle Solaris 11 SRU4 の構成が完了したら、次のいずれかの方法を使用してコンソールセッションを終了します。
    • Oracle ILOM Web インタフェースでリモートコンソールウィンドウを閉じたあと、Oracle ILOM からログアウトします。

    • Oracle ILOM CLI で、Esc キーのあとに ( キー (Shift+9) を押したあと、Oracle ILOM からログアウトします。

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