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Oracle Solaris 11 移行の開発ガイド

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更新: 2016 年 11 月
 
 

使用例: アプリケーションのパフォーマンスの最適化

この使用例は、Oracle Solaris Studio を使用して、アプリケーションのパフォーマンスを最適化するシナリオを示しています。この使用例では、次のアクティビティーが行われます。

  • パフォーマンスアナライザツールを使用して、アプリケーションのリソース利用率を理解します

  • コンパイラオプションを使用して、アプリケーションのシリアルパフォーマンスおよび並列パフォーマンスを最適化します

  • フィードバックプロファイリングを使用し、アプリケーションの実行時の動作に基づいて、バイナリを最適化します

この使用例では、次の図に示すアーキテクチャーを想定しています。

図 2  パフォーマンスの最適化の使用例のアーキテクチャー

image:アーキテクチャー

この例のアーキテクチャーは、次のセットアップで構成されています。

  • SPARC T5-2 サーバー (32 個のコアおよび 256G バイトの RAM)。

  • このサーバーは、Oracle VM Server for SPARC 3.1 プラットフォームを使用してパーティション化されています。16 個のコアおよび 128G バイトの RAM を持つ 1 つの独立したパーティションが、アプリケーションの配備に使用されています。16 個のコアと 128G バイトの RAM を持つプライマリドメインが、Oracle Database 11gR2 をホストするために使用されています。

  • Oracle Solaris 11 が、アプリケーションサーバーおよびデータベースサーバーの両方に構成されています。

  • Oracle Solaris Studio 12.4 がアプリケーションサーバーにインストールされています。

  • アプリケーション X がアプリケーションサーバーで実行されています。