Oracle® Solaris での OpenStack (Kilo) のインストールと構成

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更新: 2016 年 6 月
 
 

コンピュートノードの構成

コンピュートノードで VM インスタンスおよび nova-compute デーモンをインストールします。VM インスタンスは、Web アプリケーションや分析などの広範なサービスを提供します。クラウドに必要な数のコンピュートノードを構成できます。

コンピュートノードを構成するには、次のコマンドを使用して、システムに OpenStack コンポーネントおよびサービスをインストールします。

compute# pkg install openstack

パッケージのインストールが完了したら、ノード上で実行するサービスを構成します。


注 - Oracle Solaris 11 で ZFS とアプリケーションの間のメモリー使用をより効率的に管理するには、次の例に示すように、ノード上で usr_reserve_hint_pct パラメータを設定します。
# echo "set user_reserve_hint_pct=80" >>/etc/system.d/site:kernel-zones-reserve
# reboot

ここで、site はランダムな識別子 (会社の名前など) です。

別の OpenStack ノードでもこのパラメータを設定してください。

このパラメータの詳細については、https://support.oracle.com で MOS アカウントにログインし、Oracle Solaris 11.2 での ZFS とアプリケーションの間のメモリー管理に関するドキュメント 1663862.1 を確認してください。