Ironic solaris ドライバでは、Oracle Solaris の統合アーカイブ (UAR) 機能またはその Image Packaging System (IPS) を使用してベアメタルノードをプロビジョニングできます。ノードを作成するときは、構成可能なノード要素を使用して solaris ドライバに情報を渡します。
次の表に、ノードを作成するための要素の一覧を示します。driver_info/archive_uri 要素は、UAR ファイルを使用したノードのプロビジョニングに適用されます。この表内の残りの要素は、IPS を使用したノードのプロビジョニングに適用されます。
UAR ファイルを使用してノードをプロビジョニングする場合は、driver_info/archive_uri の情報を指定するだけで済みます。アーカイブ URI は、次のリスト内のいずれかのスキーマを使用できます。IPS を使用してノードをプロビジョニングすることを選択した場合は、プロファイルの指定に対して同じスキーマオプションが適用されます。
file://
http://
https://
glance://
IPS を使用してノードをプロビジョニングする場合は、次の例に示すように、まず少なくともノードのアーキテクチャー用のデフォルトの AI サービスが存在することを確認してください。
# installadm list Service Name Status Arch Type Alias Aliases Clients Profiles Manifests ------------ ------ ---- ---- ----- ------- ------- -------- --------- default-i386 on i386 pkg yes 0 0 0 1 default-sparc on i386 pkg yes 0 0 0 1 ironic-x86 on i386 pkg no 0 0 0 1 ironic-sparc on i386 pkg no 0 0 0 1 # installadm list -vcn ironic-x86 There are no clients configured for service 'ironic-x86'. # installadm list -vmn ironic-x86 Service Name Manifest Name Status Criteria ------------ ------------- ------ -------- ironic-x86 orig_default default none ironic-sparc orig_default default none
IPS を使用してノードをプロビジョニングする場合、driver_info/ai_service の指定はオプションです。AI サービスの名前を省略した場合は、そのノードのアーキテクチャー用のデフォルトの AI サービスが使用されます。
driver_info/fmri にカスタムパッケージを指定する場合は、driver_info/publishers 要素にパブリッシャーも指定する必要があります。