Oracle ZFS Storage Appliance 製品ファミリは、ネットワーククライアントに対して効果的なファイルサービスおよびブロックデータサービスを提供し、システムに保存されたデータに適用できる一連のデータサービスを提供します。これらのサービスには、次の技術が含まれます。
Analytics - システムの動作をリアルタイムで動的に観察し、データをグラフィカルに表示できます。
ZFS ハイブリッドストレージプール - オプションのフラッシュメモリーデバイス、低消費電力で高容量のディスク、DRAM メモリーなどのさまざまなデバイスを単一のデータ階層として管理できます。
さまざまなハードウェアのサポート
Oracle OpenStack for Oracle Solaris の cloud/openstack/cinder パッケージには、Oracle ZFSSA iSCSI Cinder ドライバが含まれています。このドライバにより、アプライアンスを Cinder コンポーネントのブロックストレージリソースとしてシームレスに使用できます。具体的には、このドライバを使用すると、Cinder サーバーが Nova サービスによってインスタンス化された仮想マシンに割り当てることのできる iSCSI ボリュームを作成できます。Oracle ZFSSA をストレージとして使用するには、まずアプライアンスが ZFSSA ソフトウェアリリースの少なくともバージョン 2013.1.2.0 を実行していることを確認してください。