ペイロード処理ユーザー・イグジット・インターセプタのスクリプト

カスタム書式や非標準書式からネイティブ書式へのデータの変換は、ペイロード処理時にユーザー・イグジット経由で呼び出されるGroovyライブラリ・スクリプトのペアを介して実行されます(「カスタム・ペイロード処理の概要」を参照)。このプロセスで使用される2つのスクリプトには、パーサー・スクリプトおよびトランスフォーマ・スクリプトがあります。

パーサー・スクリプト

パーサー・スクリプトは、着信データを解析してプレーンXML書式に変換します。このスクリプトには、com.splwg.d1.domain.sgg.dg.processing.PayloadParserインタフェースを実装するクラスのインスタンスを返すgetParserメソッドが含まれている必要があります。

PayloadParserインタフェースの詳細をアプリケーション・ビューアに表示するには、Java Docビューアを選択してcom.splwg.d1.domain.sgg.dg.processing Javaパッケージを選択し、インタフェースのリストからPayloadParserを選択します。

「SGGペイロード処理構成」拡張可能参照の「ユーザー・イグジット・インターセプタ」セクションで、「パーサー取得時」ペイロード処理ユーザー・イグジット・タイプのパーサー・スクリプトを定義する必要があります。詳細は、「SGGペイロード処理の拡張可能参照値の作成」を参照してください。

基本パッケージには、カスタム・パーサー・スクリプトを開発する際の例として使用可能な2つのサンプル・パーサー・スクリプトが含まれています。「サンプルの実装」を参照してください。

トランスフォーマ・スクリプト

トランスフォーマ・スクリプトは、プレーンXML書式のデータをネイティブ書式に変換します。このスクリプトには、com.splwg.d1.domain.sgg.dg.processing.PayloadTransformerインタフェースを実装するクラスのインスタンスを返すgetTransformerメソッドが含まれている必要があります。

PayloadTransformerインタフェースの詳細をアプリケーション・ビューアに表示するには、Java Docビューアを選択してcom.splwg.d1.domain.sgg.dg.processing Javaパッケージを選択し、インタフェースのリストからPayloadTransformerを選択します。

「SGGペイロード処理構成」拡張可能参照の「ユーザー・イグジット・インターセプタ」セクションで、「トランスフォーマ取得時」ペイロード処理ユーザー・イグジット・タイプのトランスフォーマ・スクリプトを定義する必要があります。詳細は、「SGGペイロード処理の拡張可能参照値の作成」を参照してください。

基本パッケージには、カスタム・トランスフォーマ・スクリプトを開発する際の例として使用可能な2つのサンプル・トランスフォーマ・スクリプトが含まれています。「サンプルの実装」を参照してください。