この項では、このリファレンス・ガイドで説明されているリリース11.2.1の新機能のリストと、詳細情報へのリンクを記載します。
新しいシステム権限およびオブジェクト権限。 第6章「権限」を参照してください。 各SQL文に必要な権限については、第5章「SQL文」も参照してください。
新しいシステム・ビュー:
ALTER USER文、CREATE USER文、DROP USER文、GRANT文およびREVOKE文の新しい構文
改訂された予約語。 第8章「予約語」を参照してください。
ALTER SESSION文が拡張されています。
新しく追加された文は次のとおりです。
新しく追加されたシステム表とシステム・ビューは次のとおりです。
SYS.ALL_ARGUMENTS、SYS.DBA_ARGUMENTSおよびSYS.USER_ARGUMENTS
SYS.ALL_DEPENDENCIES、SYS.DBA_DEPENDENCIESおよびSYS.USER_DEPENDENCIES
SYS.ALL_ERRORS、SYS.DBA_ERRORSおよびSYS.USER_ERRORS
SYS.ALL_IDENTIFIERS、SYS.DBA_IDENTIFIERSおよびSYS.USER_IDENTIFIERS
SYS.ALL_OBJECTS、SYS.DBA_OBJECTSおよびSYS.USER_OBJECTS
SYS.ALL_PLSQL_OBJECT_SETTINGS、SYS.DBA_PLSQL_OBJECT_SETTINGSおよびSYS.USER_PLSQL_OBJECT_SETTINGS
SYS.ALL_PROCEDURES、SYS.DBA_PROCEDURESおよびSYS.USER_PROCEDURES
SYS.ALL_SOURCE、SYS.DBA_SOURCEおよびSYS.USER_SOURCE
SYS.ALL_STORED_SETTINGS、SYS.DBA_STORED_SETTINGSおよびSYS.USER_STORED_SETTINGS
SYS.DBA_OBJECT_SIZEおよびSYS.USER_OBJECT_SIZE
新しく追加されたSQL関数は次のとおりです。
新しく追加されたIMDB Cache機能は次のとおりです。
動的キャッシュ・グループ: 動的キャッシュ・グループでは、新しいキャッシュ・インスタンスはロード処理を使用してTimesTenキャッシュ表に手動でロードされるか、または必要に応じて動的ロード処理を使用してロードされます。 次を参照してください。
キャッシュ・グリッド: TimesTenデータベースの集まりであり、リレーショナル・データ・モデルを使用してアプリケーション・データをまとめて管理します。 キャッシュ・グリッドは1つ以上のグリッド・メンバーで構成されており、各メンバーが1つのTimesTenデータベースでサポートされています。「CREATE CACHE GROUP」を参照してください。
グローバル・キャッシュ・グループ: グローバル・キャッシュ・グループでは、キャッシュ表のデータがキャッシュ・グリッド内のTimesTenデータベース間で共有されます。「CREATE CACHE GROUP」を参照してください。
マテリアライズド・ビューを非同期でリフレッシュできます。 CREATE MATERIALIZED VIEW文が拡張されています。新しく追加された文は次のとおりです。
DELETE文、INSERT文およびUPDATE文が、RETURNING...INTO句で拡張されています。
ROWIDデータ型が実装されました。 「ROWIDデータ型」を参照してください。
重複したパラメータ名は、Oracleと同様に処理されます。 「重複したパラメータ名」を参照してください。
ビットマップ索引を作成できます。 「CREATE INDEX」を参照してください。
集合演算子を副問合せで使用できます。 「副問合せ」を参照してください。
パラメータ・マーカー(:)が拡張されています。 「動的パラメータ」を参照してください。
Cスタイルの複数行コメントをSQL文で使用できます。 「SQL文内のコメント」を参照してください。
ビューと順序には同じ名前を使用できません。 「CREATE VIEW」および「CREATE SEQUENCE」を参照してください。