ステップ1
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準備
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(a)
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異なるホストでの1システム・アップグレード方式について学習します。
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第2章
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(b)
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開始する前に理解しておく必要のある重要事項を確認します。
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第3章
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ステップ2
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アップグレード前のタスクの実行
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(a)
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既存のEnterprise Managerシステムにアップグレード前コンソール・パッチを適用し、Enterprise Manager 12cアップグレード・コンソールにアクセスします。
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アップグレード前コンソール
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(b)
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既存のOMSをアップグレードするホストの情報を指定します。
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第8章
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(c)
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次のソフトウェアを手動でダウンロードし、アクセス可能な場所にステージングします。
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Oracle Management Agentのアップグレードに並行してプラグインをインストールするには
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(d)
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手順2(c)で手動ダウンロードし、ステージングしたソフトウェアの場所に関する情報を提供します。
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第9章
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(e)
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環境を分析して、有効および無効なインベントリを持つOracle Management Agent(管理エージェント)を識別し、これらのエージェントのアップグレード性をチェックして、問題のある管理エージェントを明らかにします。必要なソフトウェアが不足している場合、手順(c)と(d)を繰返します。
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第10章
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(f)
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管理エージェントをアップグレードするための前提条件を満たします。
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付録D
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手順3
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Oracle Management Agentのアップグレード
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(a)
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Oracle Management Agent 12cのソフトウェア・バイナリをデプロイおよび構成します。
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第11章
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(b)
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状態レポートを生成し、事前にデプロイした管理エージェントの準備状況を確認します。
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第12章
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(c)
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ヘルス・チェック・レポートを検証およびサインオフします。
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第13章
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(d)
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従来の管理エージェントから新しくデプロイされた管理エージェントにスイッチオーバーします。これにより、Enterprise Manager Cloud Controlと通信できるようになります。
注意: 多くのエージェントを使用している場合、Oracle Management Agentを一度に1セットずつアップグレードすることができます。この場合、試行ごとに手順3(a)から手順3(d)を繰り返すことができます。
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第14章
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手順4
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Oracle Management ServiceおよびOracle Management Repositoryのアップグレード
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(a)
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Enterprise Manager Cloud Controlをインストールする計画のあるリモート・ホストで、次の前提条件を満たします。
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『Oracle Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイド』のEnterprise Manager Cloud Controlのインストールに関する章で説明されているOracle Management Service関係の前提条件を満たします。
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付録Dで説明されている管理エージェント関連の前提条件を満たします。
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次の追加前提条件を満たします。
Power Brokerが設定されている場合は「ようこそ」メッセージを無効にします。
SUDOが設定されている場合、root.として/bin/sh を起動するSUDO権限を持っていることを確認します。/etc/sudoers ファイルに行Defaults visiblepw があることを確認します。また、このファイルの行Defaults requirettyがコメント化されていることを確認します。
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(b)
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管理リポジトリで、次の前提条件を満たします。
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MGMT_CONNECTOR_CONFIG 表にNULL行がないことを確認します。これを確認するには、次のSQL問合せを実行します。
select * from mgmt_cntr_config where connector_type_guid IS NULL and connector_guid IS null;
通常、このコマンドは1行も返しません。行が返された場合は、次のSQL問合せを実行して表をクリーニングします。
delete from mgmt_cntr_config where connector_guid IS NULL or connector_type_guid IS NULL;
commit;
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管理リポジトリにカスタム作成のマテリアライズド・ビューがないことを確認します。これを確認するには、次のSQL問合せを実行します。通常、このコマンドは1行も返しません。行が返された場合は、Oracleサポートに連絡してください。
select count(1) from ALL_MVIEW_LOGS where log_owner=<EM_REPOS_USER>
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作成されたスナップショットが表にないことを確認します。これを確認するには、管理リポジトリにSYSMANユーザーとしてログインし、次のSQL問合せを実行します。
select master , log_table from all_mview_logs where log_owner='<EM_REPOS_USER>
次に例を示します。
select master , log_table from all_mview_logs where log_owner='SYSMAN'
作成されたスナップショットが表にある場合、マスター表およびスナップショットの詳細が表示されます。次に例を示します。
SQL> master log_table
em-violations em$violation_log
スナップショットがある場合は、SYSMANユーザーとして次のコマンドを実行して削除します。
SQL> Drop snapshot log on <master>
次に例を示します。
SQL> Drop snapshot log on em-violations
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(c)
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既存のEnterprise Managerシステムをアップグレードする前に、このシステムで実行およびスケジュールされているデプロイ手順をすべて停止します。
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(d)
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(アプリケーションの依存性とパフォーマンス(ADP)またはJVM診断(JVMD)がインストールされている場合のみ)
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JVMDまたはADP、もしくはこの両方により監視されているJVMおよびWebLogicドメインのインベントリを取ります。
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監視されているドメインそれぞれのWebLogic管理コンソールにログインし、jamagentおよびAcseraアプリケーション・デプロイメントを削除して、インベントリからJVMDアプリケーションおよびADPアプリケーションを削除します。
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ADPマネージャ、およびJVMDマネージャをすべて停止します。
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WebLogic管理コンソールを使用して、GCDomainからADP管理対象サーバーおよびJVMD管理対象サーバーをすべて削除します。
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JVMD用のパージ・スクリプトを実行します。
(a)次の場所に移動します。
<middleware_home>/plugins/oracle.sysman.emas.oms.plugin_12.1.0.1.0/archives/jvmd/
(b)ファイルjvmd.zip を解凍します。
(c)スクリプトjvmd_monitoringupgrade11_12.sql を実行します。
(d)Enterprise Manager 11g Grid Controlリリース1 (11.l.0.1)のスレッド・スナップショットが存在する場合、スクリプトjvmd_traceupgrade11_12.sql を実行します。
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(e)
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OMSから管理リポジトリにemkeyをコピーします。
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Enterprise Manager 10g Grid Controlリリース5(10.2.0.5)からアップグレードする場合、OMSホームから次のコマンドを実行します。
$<OMS_HOME>/bin/emctl config emkey -copy_to_repos -sysman_pwd <sysman_pwd>
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Enterprise Manager 11g Grid Controlリリース1(11.1.0.1)からアップグレードする場合、OMSホームから次のコマンドを実行します。
$<OMS_HOME>/bin/emctl config emkey -copy_to_repos_from_file -repos_host <repository_host> -repos_port <port> -repos_sid <sid> -repos_user <username> [-repos_pwd <pwd>] [-admin_pwd <pwd>] -emkey_file <OMS_HOME>/sysman/config/emkey.ora
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(f)
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サーバー・ロード・バランサ(SLB)が構成されている場合、モニタの設定を変更します。
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付録E
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(g)
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従来のEnterprise Managerにより、NFSマウントされている共有ドライブにOracle Software Library(ソフトウェア・ライブラリ)が構成されている場合、Enterprise Manager Cloud Controlのインストールを計画しているリモート・ホストからこの共有ドライブにアクセスできることを確認します。
ただし、既存のEnterprise Managerの旧リリースが実行されているローカル・システムにソフトウェア・ライブラリが構成されている場合は、このソフトウェア・ライブラリを、Enterprise Manager Cloud Controlのインストールを計画しているリモート・ホストで、従来のEnterprise Managementシステムに維持されているソフトウェア・ライブラリと同じディレクトリ・パスにコピーします。
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(h)
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リモート・ホストにEnterprise Manager Cloud Controlをインストールし、既存のデータベースで管理リポジトリをアップグレードします。
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第20章
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手順5
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アップグレード後のタスクの実行
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(a)
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エージェントのアップグレード・ステータスを確認します。
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第24章
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(b)
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一般的なアップグレード前のタスクを実行します。
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第25章
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(c)
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遅延データ移行ジョブのステータスを追跡します。
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第26章
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(d)
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OMSに関連付けられているメトリックのインシデント・ルールを更新します。
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第31章
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(e)
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(アプリケーションの依存性とパフォーマンス(ADP)またはJVM診断(JVMD)がインストールされている場合のみ)
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監視されているドメインそれぞれのWebLogic管理コンソールにログインし、jamagentおよびAcseraアプリケーション・デプロイメントを削除して、インベントリからJVMDアプリケーションおよびADPアプリケーションを削除していない場合は、ここで実行します。
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ad4jTargetターゲットをすべて削除します。
(a)次の場所に移動します。
<middleware_home>/plugins/oracle.sysman.emas.oms.plugin_12.1.0.1.0/archives/jvmd/
(b)ファイルjvmd.zip を解凍します。
(c)スクリプトjvmd_targetupgrade11_12.sql を実行します。
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OCAMMマネージャターゲットをすべて削除します。
(a)次の場所に移動します。
<middleware_home>/plugins/oracle.sysman.emas.oms.plugin_12.1.0.1.0/archives/ocamm/
(b)ファイルADPManager.zip を解凍します。
(c)スクリプトadp_targetupgrade11_12.sql を実行します。
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新しいJVMDマネージャ、およびADPマネージャをデプロイします。
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インベントリに基づいて、新しいJVMDエージェント、およびADPエージェントをデプロイします。
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