Oracle® VM

ユーザーズ・ガイドfor リリース3.1.1

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OracleおよびJavaはOracleおよびその関連企業の登録商標です。その他の名称は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。

このソフトウェアおよび関連ドキュメントの使用と開示は、ライセンス契約の制約条件に従うものとし、知的財産に関する法律により保護されています。ライセンス契約で明示的に許諾されている場合もしくは法律によって認められている場合を除き、形式、手段に関係なく、いかなる部分も使用、複写、複製、翻訳、放送、修正、ライセンス供与、送信、配布、発表、実行、公開または表示することはできません。このソフトウェアのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイルは互換性のために法律によって規定されている場合を除き、禁止されています。

ここに記載された情報は予告なしに変更される場合があります。また、誤りが無いことの保証はいたしかねます。誤りを見つけた場合は、オラクル社までご連絡ください。

このソフトウェアまたは関連ドキュメントが、米国政府機関もしくは米国政府機関に代わってこのソフトウェアまたは関連ドキュメントをライセンスされた者に提供される場合は、次のNoticeが適用されます。

U.S. GOVERNMENT END USERS: Oracle programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, delivered to U.S. Government end users are “commercial computer software” pursuant to the applicable Federal Acquisition Regulation and agency-specific supplemental regulations.As such, use, duplication, disclosure, modification, and adaptation of the programs, including any operating system, integrated software, any programs installed on the hardware, and/or documentation, shall be subject to license terms and license restrictions applicable to the programs.No other rights are granted to the U.S. Government.

このソフトウェアまたはハードウェアは様々な情報管理アプリケーションでの一般的な使用のために開発されたものです。このソフトウェアまたはハードウェアは、危険が伴うアプリケーション(人的傷害を発生させる可能性があるアプリケーションを含む)への用途を目的として開発されていません。このソフトウェアもしくはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用する際、安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。このソフトウェアまたはハードウェアを危険が伴うアプリケーションで使用したことに起因して損害が発生しても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

このソフトウェアまたはハードウェアおよびドキュメントは、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセス、あるいはそれらに関する情報を提供することがあります。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスに関して一切の責任を負わず、いかなる保証もいたしません。オラクル社およびその関連会社は、第三者のコンテンツ、製品、サービスへのアクセスまたは使用によって損失、費用、あるいは損害が発生しても、一切の責任を負いかねます。

B69423-01(原本部品番号:E27309-01)

2012年5月

概要

ドキュメント作成日: 2012年5月4日(改訂: 1416)


目次

はじめに
1 対象読者
2 ドキュメントのアクセシビリティについて
3 関連ドキュメント
4 コマンド構文
5 表記規則
1 仮想化の概要
1.1 仮想化の概要
1.1.1 仮想化の歴史の概要
1.1.2 ハイパーバイザ
1.2 仮想化を使用する理由
1.3 Xen(tm)テクノロジ
1.4 Oracle VM for x86
1.4.1 Oracle VMの統合サポート
2 Oracle VMの概要
2.1 Oracle VMの概要
2.2 Oracle VMの機能
2.3 用語
2.3.1 ハイパーバイザ
2.3.2 ドメイン、ゲストおよび仮想マシン
2.3.3 管理ドメイン(dom0)
2.3.4 ドメイン(domU)
2.3.5 記憶域および記憶域リポジトリ
2.3.6 サーバー・プール
2.3.7 ネットワーク
2.3.8 ジョブとイベント
2.4 サーバーおよびサーバー・プール
2.5 記憶域
2.5.1 プラグインベースの実装
2.5.2 記憶域要素の使用方法
2.6 ネットワーク
2.7 高可用性、ロード・バランシングおよび電源管理
2.8 仮想マシン
2.9 デプロイ・オプション
2.10 Oracle VMの事前作成テンプレート
 2.11 Oracle Enterprise Manager 12cを使用したOracle VMの管理
3 Oracle VM Managerの使用方法
3.1 ユーザー・インタフェースへのログイン
3.2 ユーザー・インタフェースの概要
3.3 グローバル・リンクの使用方法
3.3.1 ヘルプ・メニュー
3.4 タブの使用方法
3.4.1 「Servers and VMs」タブ
3.4.2 「Repositories」タブ
3.4.3 「Networking」タブ
3.4.4 「Storage」タブ
3.4.5 「Tools and Resources」タブ
3.4.6 「Jobs」タブ
3.4.7 「Getting Started」タブ
3.5 ツールバーの使用方法
3.5.1 ツールバー・オプション
3.6 ナビゲーション・ツリーの使用方法
3.7 オブジェクト・アイコンの色
3.8 ドラッグ・アンド・ドロップ
3.9 右クリック・アクション・メニュー
4 記憶域の管理
4.1 記憶域の概要
4.2 記憶域型
4.2.1 ローカル記憶域
4.2.2 共有ネットワーク接続ストレージ(NFS)
4.2.3 iSCSIストレージ接続ネットワーク
4.2.4 ファイバ・チャネル・ストレージ接続ネットワーク
4.3 Storage Connectプラグイン
4.3.1 Storage Connectプラグインのインストール
4.4 記憶域リポジトリ
4.5 記憶域構成のガイドライン
4.6 記憶域の準備および構成
4.6.1 ファイル・サーバーの検出
4.6.2 管理対象外のストレージ・アレイの処理
4.6.3 SANサーバーの検出
4.6.4 ローカル記憶域の使用
4.6.5 記憶域の削除
4.7 マルチパスI/Oサポートの有効化
4.8 記憶域リポジトリの準備および構成
4.8.1 記憶域リポジトリの作成
4.8.2 記憶域リポジトリの提示または非提示
4.8.3 記憶域リポジトリの編集
4.8.4 記憶域リポジトリの削除
4.8.5 記憶域リポジトリのバックアップの有効化
5 ネットワークの管理
5.1 Oracle VMネットワークの概要
5.2 ネットワークの使用
5.3 ネットワーク環境の構築
5.4 ネットワーク・ボンディング
5.5 ネットワーク・ブリッジ
5.6 VLANグループおよびVLANセグメント
5.6.1 VLANの構成
5.6.2 VLANグループの構成
5.7 追加ネットワークの作成
5.8 ボンディングされたインタフェースの管理
5.9 VLANグループの管理
5.9.1 VLANグループの作成
5.9.2 VLANグループの編集
5.9.3 VLANグループの削除
5.10 ネットワークの管理
5.10.1 ネットワークの作成
5.10.2 ネットワークの編集
5.10.3 ネットワークの削除
5.10.4 VLANでの管理ネットワークの構成
5.10.5 ネットワーク操作失敗時の処理
5.11 ネットワーク・データの編集
6 サーバー・プールの管理
6.1 サーバー・プールの概要
6.2 サーバー・プール・クラスタ
6.3 クラスタ化されていないサーバー・プール
6.4 高可用性(HA)
6.5 サーバー・プールのポリシー
6.5.1 分散リソース・スケジューラ(DRS)
6.5.2 分散電源管理(DPM)
6.5.3 DRS/DPMネットワーク・ポリシー
 6.6 アンチアフィニティ・グループ
6.6.1 アンチアフィニティ・グループの作成
6.6.2 アンチアフィニティ・グループの編集
6.6.3 アンチアフィニティ・グループの削除
6.7 サーバー・プールの作成
6.8 サーバー・プールの管理
6.8.1 サーバー・プールへのOracle VM Serverの追加
6.8.2 Oracle VM Serverのサーバー・プールからの削除
6.8.3 サーバー・プールの編集
6.8.4 Oracle VM ServerでのOracle VMエージェント・パスワードの変更
6.8.5 サーバー・プールのポリシーの編集
6.8.6 サーバー・プールの削除
6.9 Oracle VM Serverの管理
6.9.1 Oracle VM Serverの検出
6.9.2 Oracle VM Serverの再検出
6.9.3 Oracle VM Serverの所有権の取得
6.9.4 Oracle VM Server情報およびイベントの表示
6.9.5 Oracle VM Server情報の編集
6.9.6 Oracle VM Serverの起動
6.9.7 Oracle VM Serverの停止
6.9.8 Oracle VM Serverの再起動
6.9.9 マスターOracle VM Serverの選択
6.9.10 Oracle VM Serverのメンテナンス・モードへの設定
6.9.11 Oracle VM Serverの更新およびアップグレード
6.9.12 Oracle VM Serverでのイーサネット・ポートおよびネットワーク・ボンディングの管理
6.9.13 Oracle VM Serverでのアクセス・グループおよびストレージ・イニシエータの管理
6.9.14 Oracle VM Serverでの物理ディスクの管理
6.9.15 Oracle VM Serverオペレーティング・システム情報および制御ドメインの表示
6.9.16 Oracle VM Serverの削除
7 仮想マシンの管理
7.1 仮想マシンの概要
7.2 仮想化モード(ドメイン・タイプ)
7.3 サポートされているゲスト・オペレーティング・システム
7.4 仮想マシンのインストール・メディア
7.5 仮想マシン・リソース
7.5.1 記憶域リポジトリにおける仮想マシン・リソースの概要
7.5.2 記憶域リポジトリのコンテンツおよび構造
7.5.3 仮想マシン・テンプレート
7.5.4 アセンブリ
7.5.5 ISOファイル(CD/DVDイメージ)
7.5.6 仮想ディスク
7.5.7 仮想マシン構成ファイル
7.6 VNICの作成
7.7 仮想マシンの作成
7.8 仮想マシンまたはテンプレートのクローニング
7.8.1 クローン・カスタマイザの管理
7.9 仮想マシンの管理
7.9.1 仮想マシンの情報およびイベントの表示
7.9.2 仮想マシンの編集
7.9.3 仮想マシンの起動
7.9.4 仮想マシンの中止(停止)
7.9.5 仮想マシンの強制終了
7.9.6 仮想マシンの再起動
7.9.7 仮想マシンの一時停止
7.9.8 仮想マシンの再開
7.9 仮想マシンの移動
7.9.10 仮想マシンの移行
7.9.11 仮想マシンの削除
7.10 仮想マシンへの接続
7.11 準仮想化ゲストへの変換または準仮想化ドライバのインストール
7.12 仮想マシンCPUのハード・パーティショニングの設定
8 ホストの変換
8.1 ホストの変換
8.1.1 P2Vユーティリティの使用方法
8.1.2 kickstartファイルによるP2Vユーティリティの使用
A P2Vパラメータ
A.1 P2V
A.1.1 オプション
B トラブルシューティング
B.1 ジョブ・フレームワークの使用
B.1.1 ジョブの概要
B.1.2 ジョブとリソースのロック
B.1.3 ロックと複数のユーザー
B.1.4 ジョブの失敗とロールバック
B.1.5 ジョブとイベント
B.1.6 ジョブの状態
B.1.7 ジョブの開始
B.1.8 ジョブの中断
B.1.9 ジョブの失敗原因の特定
B.1.10 イベント/エラーの確認
B.2 Oracle VM Serverのトラブルシューティング
B.2.1 デバッグ・ツール
B.2.2 DHCPの使用
B.2.3 ゲストのクロックの設定
B.2.4 wallclock時刻のずれの問題
B.2.5 マウス・ポインタ追跡の問題
B.2.6 ハードウェア仮想化ゲストの停止
B.2.7 ハードウェア仮想化ゲスト・デバイスが正常に動作しない
B.2.8 ファイアウォールでのNFSアクセスのブロック
B.2.9 仮想マシンの移行
B.3 Oracle VM Managerのトラブルシューティング
B.3.1 ログ・ファイル
B.3.2 コマンドライン・ツール
B.3.3 仮想マシン・コンソールを起動できない
B.3.4 インストール・メディアから仮想マシンを作成できない
B.3.5 仮想マシンのCDを変更できない
C サード・パーティ・ライセンス
C.1 Open-OVF
C.2 Python-hashlib
C.3 Python-zope-interface
C.4 Multiprocessing
C.5 Python-twisted-core
C.6 PyYAML
C.7 Unzip
C.8 GPLおよびLGPLのライセンス
D 用語集
索引