このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされていないか、拡張サポートが提供されています。
現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。

3.2 UEK R4の重要なパッチと修正

次の重要なパッチと修正がこのリリースに加えられています。

  • CONFIG_NO_HZが無効になりました。

  • CONFIG_NODES_SHIFTが4から5に増やされ、最大32ソケットのSPARCシステムをサポートできるようになりました。

  • CONFIG_NR_CPUSが256から4064に増やされ、多数のストランド、コアまたはソケットを含むSPARCシステムをサポートできるようになりました。

  • MegaRAID SAS HBA用のmegaraid_sasドライバが、SPARCなどビッグエンディアン・アーキテクチャで作動するように変更されています。

  • Intel10 Gigabit PCI-Expressネットワーク・アダプタ用のixgbeドライバが、OpenPROMのMACアドレスを参照するように変更されています。

  • /proc/cpuinfoの新しいCPUを正しく識別するためのパッチが追加されています。

  • パッチの追加により、4レベルのページ表の処理、NMIの処理、パフォーマンス・カウンタなど、多くのSPARC固有のパフォーマンスが向上しています。 NMIの処理とパフォーマンス・カウンタはベア・メタル・サーバーのインストールのみでサポートされます。

  • その他いくつかのバグ修正が論理ドメインの仮想ネットワーク・ドライバ(sunvnet)と論理ドメインの仮想ディスク・クライアント・ドライバ(sunvdc)に適用されています。

  • openpromカーネル・ドライバが有効になりました。

  • SPARCシステムでは次のデバイス・ドライバ・モジュールが無効になりました。

    • dme1737

    • f71805fおよびf71882fg

    • it87

    • lightning

    • lm78

    • mk712

    • ns588

    • pc87360およびpc87427

    • radeonおよびradeon_kms

    • sch5627

    • smsc47b397およびsmsc47m1

    • snd-mtpav

    • tmp_atmel

    • tpm_nscおよびtpm_tis

    • vt1211

    • w83627ehfおよびw83627hf