このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされていないか、拡張サポートが提供されています。
現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。

3.4 OracleでサポートされるUEK R4用OFEDパッケージのアップグレード

ここでは、OFEDパッケージをUEK R2からUEK R4にアップグレードする手順を説明します。

  1. Oracle Linux Yumサーバーから提供されているパッケージ(https://yum.oracle.com )を次のようにインストールします:

    1. 既存のyumリポジトリ・ファイルをバックアップします。

      # mv /etc/yum.repos.d/public-yum-olN.repo /etc/yum.repos.d/public-yum-olN.repo.bck
    2. Oracle Linux 6更新7 (SPARC)用の最新のyumリポジトリ・ファイルをダウンロードします。

      # wget -O /etc/yum.repos.d/public-yum-ol6.repo https://yum.oracle.com/sparc64/public-yum-ol6.repo
  2. 既存のOFEDパッケージを削除します。

    # remove 'package-name*'

    たとえば、場合によっては次のパッケージのいくつかを削除する必要があります。

    # yum remove 'ibacm*'
    # yum remove 'ib-bonding*'
    # yum remove 'ibutils*'
    # yum remove 'infiniband-diags*'
    # yum remove 'libibcm*'
    # yum remove 'libibcommon*'
    # yum remove 'libibmad*'
    # yum remove 'libibumad*'
    # yum remove 'libibverbs*'
    # yum remove 'libmlx4*'
    .
    .
    .
  3. yumでキャッシュされたすべてのファイルを、有効なすべてのリポジトリから削除します。

    # yum clean all
  4. OFEDパッケージをインストールします。

    # yum install oracle-ofed-release
  5. RDMAサービスを有効にします。

    # chkconfig rdma on
    注意

    各UEKリリースで、異なるOFEDパッケージのセットが必要です。 システムのカーネルをUEK R4以外のUEKリリースに変更する場合、新しいカーネルの正しいパッケージをインストールする前に、既存のUEK R4ベースのOFEDパッケージを削除します。