このドキュメントで説明されているソフトウェアはサポートされていないか、拡張サポートが提供されています。
現在サポートされているリリースにアップグレードすることをお薦めします。
次の重要なパッチと修正がこのリリースに加えられています。
CONFIG_NO_HZ
が無効になりました。CONFIG_NODES_SHIFT
が4から5に増やされ、最大32ソケットのSPARCシステムをサポートできるようになりました。CONFIG_NR_CPUS
が256から4064に増やされ、多数のストランド、コアまたはソケットを含むSPARCシステムをサポートできるようになりました。MegaRAID SAS HBA用の
megaraid_sas
ドライバが、SPARCなどビッグエンディアン・アーキテクチャで作動するように変更されています。Intel10 Gigabit PCI-Expressネットワーク・アダプタ用の
ixgbe
ドライバが、OpenPROMのMACアドレスを参照するように変更されています。/proc/cpuinfo
の新しいCPUを正しく識別するためのパッチが追加されています。パッチの追加により、4レベルのページ表の処理、NMIの処理、パフォーマンス・カウンタなど、多くのSPARC固有のパフォーマンスが向上しています。 NMIの処理とパフォーマンス・カウンタはベア・メタル・サーバーのインストールのみでサポートされます。
その他いくつかのバグ修正が論理ドメインの仮想ネットワーク・ドライバ(
sunvnet
)と論理ドメインの仮想ディスク・クライアント・ドライバ(sunvdc
)に適用されています。openprom
カーネル・ドライバが有効になりました。SPARCシステムでは次のデバイス・ドライバ・モジュールが無効になりました。
dme1737
f71805f
およびf71882fg
it87
lightning
lm78
mk712
ns588
pc87360
およびpc87427
radeon
およびradeon_kms
sch5627
smsc47b397
およびsmsc47m1
snd-mtpav
tmp_atmel
tpm_nsc
およびtpm_tis
vt1211
w83627ehf
およびw83627hf