IP トンネルと IP インタフェースの要件
各トンネルタイプは、そのトンネル上で構成される IP インタフェースに対して独自の IP アドレス要件を持ちます。これらの要件は次の表に要約されています。
表 4-1 トンネルと IP インタフェースの要件
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IPv4 トンネル
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IPv4 インタフェース
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ローカルとリモートのアドレスは手動で指定されます。
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IPv6 インタフェース
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ipadm create-addr -T addrconf コマンドの発行時に、ローカルとリモートのリンクローカルアドレスが自動的に設定されます。 ipadm(1M)のマニュアルページを参照してください。
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IPv6 トンネル
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IPv4 インタフェース
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ローカルとリモートのアドレスは手動で指定されます。
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IPv6 インタフェース
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ipadm create-addr -T addrconf コマンドの発行時に、ローカルとリモートのリンクローカルアドレスが自動的に設定されます。 ipadm(1M)のマニュアルページを参照してください。
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6to4 トンネル
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IPv6 インタフェースのみ
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ipadm create-ip コマンドの発行時に、デフォルトの IPv6 アドレスが自動的に選択されます。 ipadm(1M)のマニュアルページを参照してください。
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IPv6 または IPv4 トンネル上の IPv6 インタフェースに自動的に設定されたリンクローカルアドレスをオーバーライドするには、ipadm create-addr -T addrconf コマンドにローカルおよびリモートの interface-id を指定します。