Oracle® Solaris 11.2 での TCP/IP ネットワーク、IPMP、および IP トンネルの管理

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更新: 2014 年 7 月
 
 

ソケットのステータスの表示

netstat コマンドを使用すると、ローカルホスト上にあるソケットのステータスを表示できます。通常のユーザーとして、複数の netstat コマンドオプションを指定できます。

次のようにして、接続ソケットのステータスを表示します。

% netstat

次のように、未接続のリスナーソケットも含め、すべてのソケットのステータスを表示します。

% netstat -a
使用例 1-3  接続済みソケットの表示

netstat コマンドの出力には、大量の統計が含まれます。次の例は、出力を IPv4 ソケットのみに制限する方法を示しています。

% netstat -f inet

TCP: IPv4
   Local Address        Remote Address    Swind Send-Q Rwind Recv-Q    State
-------------------- -------------------- ----- ------ ----- ------ -----------
system-1.ssh          remote.38474     128872      0 128872      0 ESTABLISHED
system2.40721         remote.ldap      49232       0 128872      0 ESTABLISHED