Oracle® Solaris 11.2 でのシステムおよび接続されたデバイスのセキュリティー保護

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更新: 2014 年 9 月
 
 

デバイスを割り当てる方法

始める前に

デバイス割り当てを有効にする方法の説明に従って、デバイス割り当てが有効になっている必要があります。承認が必要な場合は、そのユーザーは承認を得ていなければなりません。

  1. デバイスを割り当てます。

    デバイス名でデバイスを指定します。

    % allocate device-name
  2. コマンドを繰り返して、デバイスが割り当てられていることを確認します。
    % allocate device-name
    allocate. Device already allocated.
使用例 4-5  マイクを割り当てる

この例では、ユーザー jdoe がマイク audio0 を割り当てます。

% whoami
jdoe
% allocate audio0
使用例 4-6  プリンタを割り当てる

この例では、ユーザーがプリンタを割り当てます。このユーザーが printer-1 の割り当てを解除するか、このプリンタが強制的にほかのユーザーに割り当てられるまで、ほかのユーザーはこのプリンタを使用できません。

% allocate /dev/lp/printer-1

強制的な割り当て解除の例については、デバイスの割り当てを強制的に解除する方法を参照してください。

使用例 4-7  USB フラッシュドライブを割り当てる

この例では、ユーザーが USB フラッシュドライブ rmdisk1 を割り当てます。

% allocate rmdisk1

トラブルシューティング

allocate コマンドがデバイスを割り当てることができない場合は、コンソールウィンドウにエラーメッセージが表示されます。割り当てのエラーメッセージについては、allocate(1) のマニュアルページを参照してください。