Oracle® Solaris 11.2 でのシステムおよび接続されたデバイスのセキュリティー保護

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更新: 2014 年 9 月
 
 

スキャンするファイルのサイズを制限する方法

多くのスキャンエンジンではスキャンできるファイルのサイズが制限されているため、vscan サービスの max-size プロパティーをスキャンエンジンの最大許容サイズ以下の値に設定する必要があります。その際、最大サイズよりも大きく、そのためにスキャンされないファイルをアクセス可能にするかどうかを定義します。

始める前に

VSCAN Management 権利プロファイルが割り当てられている管理者になる必要があります。詳細は、Oracle Solaris 11.2 でのユーザーとプロセスのセキュリティー保護 の割り当てられている管理権利の使用を参照してください。

  1. 現在のプロパティーを表示します。
    # vscanadm show
  2. ウイルススキャンの最大サイズを設定します。

    たとえば、128 メガバイトの制限を設定するには、次のように入力します。

    # vscanadm set -p max-size=128M
  3. そのサイズのせいでスキャンされないファイルへのアクセスが拒否されるように指定します。
    # vscanadm set -p max-size-action=deny

    詳細は、vscanadm(1M) のマニュアルページを参照してください。