Oracle ILOM のベリファイドブートがサポートされている SPARC システムでは、ベリファイドブートのプロパティーは /HOSTx/verified_boot にあります。ここで、x は物理ドメイン (PDomain) 番号 (HOST0 や HOST1など) です。
# show /HOSTx/verified_boot show: Invalid target /HOST/verified_boot
fwupdate を使用すると、システムの Oracle ILOM ファームウェアを更新できます。
% ssh root@ilom
ここで、ilom には、Oracle ILOM サービスプロセッサの IP アドレス、またはシャーシモニタリングモジュールの IP アドレスを指定できます。
--> set /HOSTx/verified_boot/boot_policy=warning --> set /HOSTx/verified_boot/module_policy=warning
ブートポリシーが enforce を使用して構成されている場合に、UNIX または genunix モジュールで不一致が検出されると、システムがブートしません。その代わりに、システムは OpenBoot PROM (OBP) に戻ります。
--> load /HOSTx/verified_boot/cert -source ftp-location
ここで、ftp-location は、証明書が格納される FTP サーバーとファイル名を表します。ftp-location は、URL 形式 (ftp://server/filename) で指定する必要があります。
--> show /HOSTx/verified_boot /HOST0 Properties: boot_policy = warning module_policy = warning cert = ftp://server/filename