Oracle® Solaris 11.2 でのシステムおよび接続されたデバイスのセキュリティー保護

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更新: 2014 年 9 月
 
 

ベリファイドブートの使用

    Oracle Solaris のベリファイドブートによって、システムのブートプロセスがセキュリティー保護されます。この機能は、次のような脅威からシステムを保護します。

  • カーネルモジュールの破損

  • 正当なカーネルモジュールになりすました悪意のあるプログラム (トロイの木馬ウイルス、スパイウェア、ルートキットなど) の挿入または置換

  • 未承認のサードパーティーカーネルモジュールのインストール

悪質のあるプログラムは、サードパーティーに情報を渡したり、Oracle Solaris の動作を変更したりする可能性があります。一般に、サードパーティーモジュールに悪意がなくても、サイトの変更を制御するポリシーに違反している可能性があります。したがって、このようなモジュールが承認なしでインストールされることからシステムを保護する必要もあります。