Oracle® Solaris 11.2 でのシステムおよび接続されたデバイスのセキュリティー保護

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更新: 2014 年 9 月
 
 

TPM デバイスがオペレーティングシステムで認識されているかどうかを確認する方法

この手順を使用して、インストールされている TPM デバイスが Oracle Solaris で認識されているかどうかを確認します。この手順は、SPARC システムと x86 システムの両方に適用されます。

  • 端末ウィンドウで、次のコマンドを発行します。
    # prtconf -v |grep tpm

    TPM デバイスが認識されている場合は、コマンドで次のような出力が生成されます。

    # prtconf -v |grep tpm
    tpm, instance #0
    dev_path=/pci@0,0/isa@lf/tpm@0,fed40000:tpm
    dev_link=/dev/tpm

    出力が生成されない場合は、デバイスが無効になっている可能性があります。デバイスを有効にする方法については、システムのプラットフォームに応じて、Oracle ILOM インタフェースを使用して TPM を初期化する方法またはBIOS を使用して TPM を初期化する方法を参照してください。


    注 -  代わりに ls コマンドを使用しても、同じ情報を取得できます。ただし、この出力に含まれる情報は、prtconf 構文で提供される情報よりも少ないです。
    # ls -l /dev/tpm
    lrwxrwxrwx  1 root root  44 May 22 2012 /dev/tpm ->
    ../devices/pci@0,0/isa@lf/tpm@0,fed40000:tpm