Go to main content
Oracle® Solaris カーネルゾーンの作成と使用

印刷ビューの終了

更新: 2016 年 11 月
 
 

zoneadm migrate コマンドについて

ライブ移行を実行するには、zoneadm migrate コマンドを使用します。zoneadm migrate コマンドオプションには次のものがあります。

-n

ライブ移行の予行演習を行います。ゾーンをターゲットホストにライブ移行できるかどうかを確認します。

ゾーンは running 状態です。

-q

ライブ移行の非出力モード。ライブ移行操作中にステータスを報告しないように指定します。

-c cipher

ライブ移行のセキュアな暗号化オプションを指定します。デフォルトで、特定の暗号化を指定しない場合でも、両方のシステムでサポートされている暗号化を使用して、移行がセキュリティー保護されます。セキュアなライブ移行についてを参照してください。

ssh|rads://user@host:port

ゾーンをターゲットホストに移行するために使用するスキーム、ユーザー名、およびホスト名を含む RAD URI を指定します。ssh スキームは SSH を使用し、rads スキームは TLS を使用します。ホスト名のみを指定した場合、スキームのデフォルト値は rads になり、user のデフォルト値は現在のユーザーになり、port のデフォルト値は標準 RAD ポート 12302 になります。詳細については、Remote Administration Daemon Developer’s Guide の Connecting to a RAD Instance by Using an URIを参照してください。

migrate コマンドに関する詳細については、zoneadm(1M) のマニュアルページを参照してください。