このプロパティーは、このタイプのリソースからのデバッグメッセージをどのレベルまで記録するかを指定します。デバッグレベルを上げると、より多くのデバッグメッセージがログファイルに書き込まれます。
データ型: 整数
デフォルト: 0
範囲: 0–10
調整可能: いつでも
このプロパティーは、リソースが表すデバイスグループの名前を指定します。このプロパティーには次の項目を設定してください。
既存の Solaris Volume Manager for Sun Cluster 複数所有者ディスクセットの名前。この名前は、ディスクセットの作成に使用した metaset(1M) コマンドで指定したものです。
指定するデバイスグループの要件は次のとおりです。
デバイスグループは、既存の有効な複数所有者ディスクセットまたは共有ディスクグループである必要があります。
デバイスグループがリソースをマスターできるすべてのノードでホストされている必要があります。
デバイスグループがスケーラブルデバイスグループリソースをマスターできるすべてのノードからアクセス可能である必要があります。
デバイスグループは、少なくとも 1 つのボリュームを含む必要があります。
データ型: 文字列
デフォルト: デフォルトは定義されていません
範囲: 該当なし
調整可能: 無効の場合
このプロパティーは、リソースの障害モニターがモニターする論理ボリュームのコンマ区切りリストを指定します。ゾーンクラスタで Solaris Volume Manager for Sun Cluster を使用し、メタセット内のすべてのデバイスを使用しない場合は、このプロパティーを設定する必要があります。それ以外の場合、このプロパティーはオプションです。このプロパティーの値を指定しないと、デバイスグループ内のすべての論理ボリュームがモニターされます。
デバイスグループのステータスは、モニターされる個々の論理ボリュームのステータスから導出されます。モニター対象のすべての論理ボリュームが健全であれば、そのデバイスグループは健全です。いずれかのモニター対象の論理ボリュームに障害がある場合、そのデバイスグループには障害があります。
個々の論理ボリュームのステータスを取得するには、そのボリュームのボリュームマネージャーにクエリーします。クエリーを行なっても Solaris Volume Manager for Sun Cluster ボリュームのステータスを判別できない場合、障害モニターは、ファイルへの入出力 (I/O) 操作を実行してステータスを確認します。
デバイスグループに障害があることが見つかると、そのグループを表すリソースのモニタリングが停止され、そのリソースは無効状態に変更されます。
指定する各論理ボリュームの要件は次のとおりです。
論理ボリュームが存在する必要があります。
論理ボリュームが、diskgroupname プロパティーが指定するデバイスグループに含まれている必要があります。
論理ボリュームが、スケーラブルデバイスグループリソースをマスターできるすべてのノードからアクセス可能である必要があります。
データ型: 文字列配列
デフォルト: ""
範囲: 該当なし
調整可能: いつでも
このプロパティーは、プロセスモニター機能 (PMF) による障害モニターの再起動の最大試行回数を指定します。
データ型: 整数
デフォルト: 4
範囲: 範囲は定義されていません
調整可能: いつでも
このプロパティーは、PMF が障害モニターの再起動回数をカウントする期間を分単位で指定します。
データ型: 整数
デフォルト: 2
範囲: 範囲は定義されていません
調整可能: いつでも