このタスクは、ストレージ管理スキームの構成で Oracle Database ファイル用のストレージリソースが必要な場合にのみ実行します。
# clresourcegroup show rac-storage-rg-list
Oracle Database ファイル用ストレージリソースを含むリソースグループのリストをコンマ区切りで指定します。
# clresourcegroup offline rac-storage-rg
RAC データベースリソースが依存するリソースを含むリソースグループの名前を指定します。オフラインにするリソースグループは、Oracle Database ファイル用に選択したストレージ管理スキームによって異なります。
Oracle Database ファイル用に共有ファイルシステムを使用している場合は、スケーラブルなファイルシステムのマウントポイントリソースを含むリソースグループをオフラインにします。
Oracle Database ファイル用にファイルシステムなしでボリュームマネージャーを使用している場合は、スケーラブルデバイスグループリソースを含むリソースグループをオフラインにします。
このステップが完了するには数分間かかる場合があります。
Step 3 でオフラインにしたリソースグループのステータスがオフラインです。
Oracle RAC のサポート データベースリソースグループのステータスはオフラインです。
Oracle RAC のサポート フレームワークリソースグループのステータスは、保留中オンラインブロックです。
# clresourcegroup status
Oracle Grid Infrastructure リソースがオフラインであることを確認するには、システムメッセージファイルを調べて、Oracle Grid Infrastructure リソースが停止されていることを示すメッセージを見つけます。
# clresourcegroup online -eM rac-storage-rg
Step 3 でオフラインにしたリソースグループの名前を指定します。
このステップが完了するには数分間かかる場合があります。
# Grid_home/bin/crsctl start crs Startup will be queued to init within 30 seconds.
Oracle Grid Infrastructure ホームディレクトリを指定します。このディレクトリには、Oracle Grid Infrastructure バイナリファイルと Oracle Grid Infrastructure 構成ファイルが含まれています。
このステップが完了するには数分間かかる場合があります。
この目的には、Oracle コマンド crstat を使用します。
# Grid_home/bin/crsctl stat res -t
# clresourcegroup status