Oracle Solaris Cluster 4.2 リリース以降、Oracle Grid Infrastructure sun.storage_proxy.type リソースタイプは変更されました。クラスタが Oracle Solaris Cluster 4.0 または 4.1 リリースからアップグレードされていて、sun.storage_proxy.type リソースタイプを使用している場合、このリソースタイプおよびこのタイプのすべてのリソースを再作成してから、リソースタイプを新しい Oracle Solaris Cluster バージョンへアップグレードする必要があります。
クラスタを Oracle Solaris Cluster 4.0 または 4.1 リリースからアップグレードした場合は、この手順を実行して Oracle Grid Infrastructure sun.storage_proxy.type リソースタイプおよびこのタイプのすべてのリソースを再作成してから、リソースタイプを新しい Oracle Solaris Cluster バージョンへアップグレードします。これは、新しいリソースタイプバージョンで行なった変更に対応するために必要です。
依存関係を削除する方法の手順に従って、SUNW.ScalMountPoint、SUNW.ScalDeviceGroup、または SUNW.scalable_acfs_proxy リソースタイプを使用するすべての Oracle Solaris Cluster SUNW.scalable_rac_server_proxy または SUNW.scalable_asm_diskgroup_proxy リソースに関するオフライン再起動依存関係を削除します。
これらの依存関係を削除すると、ベースにある Oracle Grid Infrastructure リソースが停止しているときでも、Oracle Solaris Cluster リソースをオンライン状態のままにできます。
sun.resource リソースを削除する方法の手順に従います。
# Grid_home/bin/crsctl delete type sun.storage_proxy