ゾーンクラスタで Oracle RAC のサポート ソフトウェアに必要な特権を設定する方法

Oracle RAC のサポート をゾーンクラスタ構成で実行できるようにするために必要な特権を設定するようにしてください。clzonecluster コマンドを使用して、limitpriv プロパティーを設定することで必要な特権をゾーンクラスタ構成に含めることができます。Oracle RAC を実行するために必要な特権をゾーンクラスタで設定するには、次の手順を実行します。

1. ゾーンクラスタをホストするグローバルクラスタノードで、root 役割になります。
2. clzonecluster コマンドを使用して、limitpriv プロパティーを構成します。

   # clzonecluster configure zcname
   clzonecluster:zcname>set limitpriv ="default,proc_priocntl,proc_clock_highres"
   clzonecluster:zcname>commit

3. Oracle Clusterware 時間同期がアクティブモードで実行されないようにします。
   1. ゾーンクラスタノードに root としてログインします。
   2. 空の /etc/inet/ntp.conf ファイルを作成します。

      # touch /etc/inet/ntp.conf

次のステップ

ゾーンクラスタで Oracle RAC のサポート ソフトウェアの論理ホスト名リソースまたは仮想 IP アドレスを構成する方法に進みます。