Oracle Hardware Management Pack は、サーバーを管理するためのコマンド行インタフェース (CLI) ツールと SNMP モニタリングエージェントを提供します。
Oracle Hardware Management Pack CLI ツールを使用すると、Oracle サーバーを構成できます。CLI ツールは、Oracle Solaris、Oracle Linux、Oracle VM、Linux のその他のバリアント、および Windows オペレーティングシステムと連携して動作します。これらのツールをスクリプト化すると、サーバーの種類が同じであるかぎり、複数のサーバーをサポートできます。
Hardware Management Agent SNMP プラグインがあれば、SNMP を使用することにより、Oracle サーバーやサーバーモジュールを単一のホスト IP アドレスを使ってオペレーティングシステムからモニターできます。このため、2 つの管理ポイント (Oracle ILOM とホスト) に接続する必要がなくなります。
Oracle Linux Fault Management Architecture (FMA) を使用すると、Oracle Linux 6.5 以降のシステム上の Oracle ILOM 障害管理シェルの場合と同様のコマンドを使用して、オペレーティングシステムレベルで障害を管理できます。この機能は、Hardware Management Pack 2.3 で使用できます。
Oracle Hardware Management Pack の詳細は、http://www.oracle.com/goto/ohmp/docs の Oracle Hardware Management Pack ドキュメントライブラリを参照してください。