物理的にクラスタ化されたマシン上に Oracle VM Server for SPARC ソフトウェアをインストールして、I/O およびゲストドメインを作成するには、この手順を実行します。
あるいは、Oracle Solaris Cluster の Oracle VM Server for SPARC テンプレートを使用してゲストドメインまたは I/O ドメインのクラスタをインストールおよび構成するには、Oracle Solaris Cluster の Oracle VM Server for SPARC テンプレートの配備による新しい論理ドメインクラスタの確立に進みます。ただし、このテンプレートを使用して制御ドメインをクラスタノードとしてインストールおよび構成することはできません。代わりに、物理マシンのソフトウェアインストールおよび構成手順に従ってください。
始める前に
次のタスクを実行します。
マシンが SPARC ハイパーバイザに対応していることを確認する必要があります。
Oracle VM Server for SPARC 3.4 管理ガイドとOracle VM Server for SPARC 3.4リリースノートを使用可能な状態にします。
SPARC: クラスタノードとしての Oracle VM Server for SPARC 論理ドメインに関するガイドラインの要件とガイドラインに目を通します。
次の注意事項を守ってください。
クラスタノードとして使用するゲストドメインまたは I/O ドメインを作成するための Oracle Solaris Cluster のガイドラインに従ってください。
クラスタインターコネクトとして使用する仮想ネットワークデバイスに接続されるすべての仮想スイッチデバイスで、mode=sc オプションを使用します。
共有ストレージの場合、ゲストドメインに全 SCSI ディスクをマップするだけです。
次のステップ
サーバーが内部ハードディスクドライブのミラー化に対応していて、内部ディスクのミラー化を構成する場合は、内部ディスクのミラー化を構成する方法に進みます。
それ以外の場合、Oracle Solaris Cluster ソフトウェアパッケージをインストールします。Oracle Solaris Cluster ソフトウェアをインストールする方法 (pkg)または 集中型インストーラを使用して Oracle Solaris Cluster ソフトウェアをインストールする方法 (clinstall)に進みます。