Oracle® Solaris ゾーンの作成と使用

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更新: 2015 年 5 月
 
 

非大域ゾーンでの zonestat ユーティリティーの使用

zonestat ユーティリティーは、現在実行中のゾーンの CPU、メモリー、ネットワーク、およびリソース制御の使用効率について報告します。使用例はこのあとにあります。

詳細は、zonestat(1) を参照してください。

zonestat ネットワークコンポーネントは、PHYS、AGGR、Etherstub、および SIMNET データリンクの仮想ネットワーク (VNIC) リソースの使用率をゾーンごとに表示します。その他のデータリンク (ブリッジ、トンネルなど) の情報は、ネットワークユーティリティー (dladm(1M) および dlstat(1M) のマニュアルページに記載) を使用して取得できます。

ゾーンの統計情報を表示するために、非大域ゾーン内ですべての zonestat オプションおよびリソースタイプを呼び出すことができます。

root@zoneA:~# zonestat -z global -r physical-memory 2

注 - zonestat を非大域ゾーンで使用すると、ほかのすべてのゾーン (大域ゾーンを含む) を合計したリソース使用状況が、大域ゾーンによって使用されたものとして報告されます。非大域ゾーンの zonestat ユーザーは、システムを共有しているほかのゾーンを認識しません。