Oracle® Solaris ゾーンの作成と使用

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更新: 2015 年 5 月
 
 

共有ストレージ構成から既存のゾーンを移動する方法

インストール済みゾーンをその共有ストレージ構成から移動するには、次の手順を実行します。

  1. zoneadm shutdown を使用してゾーンを停止します。
  2. rootzpool リソースをゾーンから削除する場合、インストール済みゾーンのアーカイブを作成します。

    詳細は、solaris(5) のマニュアルページを参照してください。

  3. zoneadm detach を使用してゾーンを切り離します。

    ゾーンは構成済みの状態に移ります。ゾーンの切り離し中、ZFS ストレージプールがエクスポートされ、対応するストレージリソースが構成解除されます。

  4. zonecfg を使用して、目的の rootzpool リソースおよび zpool リソースをゾーン構成から削除します。
  5. 削除されたリソースに応じて、次の手順のいずれかを実行します。
    • rootzpool リソースが削除された場合、zoneadm(1M) install -a を使用してアーカイブからゾーンを再インストールします。

    • zpool リソースだけを削除する場合、zoneadm(1M) attach を使用して、ゾーンを再接続するだけです。この手順は、ゾーンを再度インストール済みの状態に戻します。

    アーカイブベースのインストールプロセスは、ゾーンインストールを含む、新しいローカル zonepath を作成します。

  6. 必要に応じて、zpool を使用して ZFS ストレージプールを手動で破棄します。