共有ストレージ構成に既存のゾーンを移動する方法
既存のインストール済みのゾーンを、rootzpool リソースを含む共有ストレージゾーン構成に変換するために、次の手順が必要です。
-
zoneadm(1M) shutdown コマンドを使用してゾーンを停止します。
-
インストール済みゾーンのアーカイブを作成します。
詳細は、solaris(5) のマニュアルページを参照してください。
-
zoneadm(1M) uninstall を使用してゾーンをアンインストールします。
この手順は、現在のゾーンインストールをシステムから削除し、ゾーンを構成済みのゾーン状態に戻します。
-
zonecfg コマンドを使用して、rootzpool リソースおよび対応する共有ストレージリソースを、ゾーン構成に追加します。
-
zoneadm) install -a コマンドを使用して、アーカイブからゾーンを再度インストールします。
このオプションの詳細は solaris(5) を参照してください。
アーカイブベースのインストール中、ゾーンフレームワークは、共有ストレージリソースを構成し、目的の ZFS ストレージプールを作成またはインポートします。
-
これで、zoneadm boot を使用してゾーンを再度ブートできます。