Oracle® Solaris ゾーンの作成と使用

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更新: 2015 年 5 月
 
 

構成に対する変更について

zonecfg コマンド編集モードを使用して、ゾーンに対して構成の変更を行います。格納済みの永続的構成でも、実行中のライブ構成でも変更できます。zonecfg コマンドは、ライブ再構成で使用する場合、次の編集モードをサポートします。

デフォルトモード

安定したストレージに格納された永続的ゾーン構成を作成、変更、および一覧表示します。デフォルトの編集モードで変更したパラメータは、変更が行われた時点では実行中のゾーンに影響しません。デフォルトの編集モードは、ゾーン構成を維持するための主要な方法です。このモードには下位互換性があります。ゾーンは、変更を有効にするには、次の方法のいずれかで再構成する必要があります。

  • zoneadm apply

  • zoneadm reboot

ライブモード

実行中のライブ構成を取得、検査、および編集します。ライブモードは実行中のゾーンにのみ使用可能です。ライブモードで変更されたパラメータは、確定した直後に有効になります。適用された変更は、ゾーンが次回リブートするまで有効です。ライブモードは –r オプションで有効になります。このオプションは永続的構成ではなくライブ構成を取得および編集するために使用されます。

# zonecfg -z zonename -r