Oracle® Solaris Studio 12.4: C ユーザーガイド

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更新: 2014 年 12 月
 
 

4.3.12 -erroff=tag(, tag)

lintエラーメッセージを抑制または使用可能にします。

t には、次の 1 つまたは複数の項目をコンマで区切って指定します。tagno%tag%all%none

表 4-4  -erroff のフラグ
意味
tag
tag で指定したメッセージを抑制します。-errtags=yes オプションで、メッセージのタグを表示することができます。
no%tag
tag で指定したメッセージを使用可能にします。
%all
すべてのメッセージを抑制します。
%none
すべてのメッセージを使用可能にします。これはデフォルト値です。

デフォルトは -erroff=%none です。-erroff と指定すると、-erroff=%all を指定した場合と同じ結果が得られます。

例:

% lint -erroff=%all,no%E_ENUM_NEVER_DEF,no%E_STATIC_UNUSED

列挙型が定義されていません」と「静的シンボルが使用されていません」のメッセージだけを出力し、その他のメッセージは抑制します。

% lint -erroff=E_ENUM_NEVER_DEF,E_STATIC_UNUSED

列挙型が定義されていません」と「静的シンボルが使用されていません」のメッセージだけを抑制します。