6.4.3 論理的なソース行
K&R C では、バックスラッシュと改行を組み合わせた次の行には、指令、文字列リテラル、文字定数しか指定できませんでした。ANSI/ISO C ではこの概念が拡張され、バックスラッシュと改行の組みの次の行に、あらゆるものを指定できるようになりました。K&R では 1 行は 1 行でしたが ANSIC では複数行組み合わせて 1 行とでき、これが論理行です。したがって、バックスラッシュと改行の組み合わせのいずれかの側でのトークンの別個の認識に依存するコードは、期待どおりに動作しません。