Oracle® Solaris Studio 12.4: C ユーザーガイド

印刷ビューの終了

更新: 2014 年 12 月
 
 

4.3.26 -Ncheck=c

ヘッダーファイル内で対応する宣言を検査し、マクロを検査します。c は、macroextern%all%noneno%macrono%extern の 1 つまたは複数をコンマで区切って指定したリストです。

表 4-7  -Ncheck のフラグ
意味
macro
ファイル間でのマクロ定義の一貫性を検査します。
extern
ソースファイルとそれに関連するヘッダーファイルとの間の宣言の 1 対 1 対応を検査します (たとえば file1.cfile1.h)。ヘッダーファイル内で余分なまたは見つからない extern 宣言がないことを確認します。
%all
-Ncheck のすべての検査を実行します。
%none
-Ncheck の検査を実行しません。これはデフォルト値です。
no%macro
-Ncheck のマクロ検査を実行しません。
no%extern
-Ncheckextern 検査を実行しません。

デフォルトは -Ncheck=%none です。-Ncheck を指定すると、-Ncheck=%all を指定するのと同じことになります。

-Ncheck=extern,macro のように、値をコンマで結合してもかまいません。

次の例は、マクロ検査以外のすべての検査を実行します。

% lint -Ncheck=%all,no%macro